JR貨物が諸手当改悪提案!怒りの声で日貨労を包囲し、裏切りを阻止しよう 10月15日、JR貨物は「コストダウンを徹底して行なう」と称して、諸手当の見直し=改悪提案を行なってきた。今回明らかにされたのは「骨格」であり、具体的な内容は別途となる。 中心は乗務員手当の切下げ諸手当改悪攻撃の中心をなすのは、乗務員手当の改悪=切り下げである。提案された内容は次のとおりである。
これが強行されれば、とくに乗務員にとっては大幅な手当の減額=賃金切り下げになる。しかもこの提案は次のような問題点をはらんでいる。 何でもあり-仕業加給廃止 第一に「仕業加給」だが、これは、動乗勤の改悪により、折り返し待ち合わせ時間を労働時間からカットするという攻撃のなかでできた手当だ。待ち合わせ時間を労働時間では無くしても、会社は乗務員を事実上拘束して置かざるを得ない。そこで、仕業全体にA単価×7/100の手当を払うことによって、賃金を払わずに拘束するという手段をとったのである。それ自身が違法な拘束を逃れる手段だったのだが、それすら廃止するということは何でもありになるということだ。 時間額減、キロ額増の意味第二に「時間額」の減額と「キロ額」の増額という提案は、今後乗務員にとんでもないロングランを強いるという会社の考え方を示すものだ。この提案の裏には、基地の全面的な統廃合、そして動乗勤の一継続乗務キロの制限の延伸などが画策されていることは間違いない。「長時間・長距離乗務をすれば多少カネになるが、乗らなければカネにならない」という賃金制度にとようということだ。いわばJR貨物の佐川急便化である。日貨労・緒方の「大井~浜松など中途半端だ。大井~稻沢を一気に走ってしまったほうがいい」という発言そのものだ。 次にくるのは白紙的見直し第三に、冒頭にも述べたとおり貨物会社は、ニューチャレンジ21で「来年4月以降賃金制度を白紙見直しする」と公言しているが、一方で「白紙見直し」を掲げながら、他方で諸手当ての切り下げだけを切り離して先行的に提案するやり方そのものの問題である。本来こんなやり方が許されるはずはない。「お前の賃金は根本から解体するが、その前に吐き出せめものは全て吐き出せ」というのである。ここに示されているのは、どんな手段を使ってでも徹底して賃金を切り下げるという悪どい意志に他ならない。まさに追剥ぎのようなやり方だ。 動乗勤制度改悪の地ならし第四にこれと同じことだが、貨物会社は「乗務員勤務制度の改悪」をかねてから主張している。勤務制度と乗務員手当ては本来表裏一体の関係をなすものであり、乗務員勤務制度を変えると公言しておきながら、手当ての切り下げを先行させ、先に述べたように、一継続乗務キロなどの延伸の地ならしにしようというやり方は不当そのものである。 懸案要求に整理についてまた同日、併せて「懸案要求の整理について」が提案された。内容は、
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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