高齢者対策の確立・シニア賃金差別打破!たたかいはいまから、これから!
3月18日深夜、JR貨物は、2021年度の新賃金について、「昇給額表に記載している等級及び評価に応じた昇給のみ実施」という回答を行った。
2018年、18年連続のベアゼロから300円のベア実施。それからわずか3年。4年目でゼロに逆戻りだ。
「新型コロナウイルス感染症対策に万全を尽くすことにより物流を担う指定公共機関としての使命を着実に果たす」というならば、なにが必要なのか。現場労働者は「テレワーク」、「在宅勤務」はできない!
日貨労は、「コロナ禍を理由に定期昇給を割込む会社が出ている中で、4年連続の賃金改善とはなりませんでしたが昇給額表に応じた昇給の実施と諸要求の前進をかち取ることができました」と、裏切り妥結した。
貨物春闘団結集会を開催
回答指定日の18日、貨物春闘団結集会を開催。三本副支部長の司会あいさつで始まり、冒頭、梶ヶ谷支部長は「今日は、動労千葉の春闘第1波闘争のしめくくりの行動です。ストライキには入りませんでしたが、怒りを結集し、団結を共有する集会にしたいと思います。本線運転士の高齢者対策の抜本的確立は急務です。シニアの基本給の地域間格差が東京と2万円も違うのは絶対おかしいです。70歳雇用の努力義務が法制化され、定年延長で皆が安心して働ける労働条件をめざして闘っていきます」と、これからの闘いを提起した。
本部からは、川崎書記長が動労千葉における貨物の闘いの重要性について、大竹副委員長から春闘交渉報告がおこなわれました。佐藤貨物協議長からこれからの課題、目良乗務員会長から分科の取組についての報告を受け、ざっくばらんな質疑応答を行いました。
根本書記長からまとめと行動提起がされ、「闘いはいまから・これから!」、貨物支部は団結して頑張ることが確認されました。
継続こそ力! 葛飾で29回目の春闘集会
葛飾労組連
3月10日、青戸平和公園において、「21春闘勝利! コロナ禍、解雇と闘い生き抜こう!関生支部への不当弾圧を許すな! 葛飾地区春闘総決起集会」が開催されました。
国鉄闘争葛飾支援協から葛飾労組連へ、今年で29回目の開催です。まさに、「継続こそ力」! 大弾圧と闘う全日建運輸連帯労組、民間労組、水道、自治体、国鉄、教育、郵政の組合員がナショナルセンターの枠を越えて結集し、元気よく集会とデモを貫徹しました。