1.基準額 基準額は、基準内賃金の3・0ヶ月分+0・1ヶ月分と
する。
*エルダー社員も同様
2.支払日 2025年12月3日(水)とする
物価高騰でベアも飲み込まれ、現場からは悲鳴がーJRは現実を無視するな!。
11月11日、JR東日本は、2025年度の年末手当について「3・0ヶ月分+0・1ヶ月分=3・1ヶ月分」との回答を行ってきた。支払日は12月3日(水)としている。
昨年の年末手当と比較すると「0・2ヶ月」の増としているが、組合要求からは大きくかけ離れた回答だ。
交渉にあたり動労総連合は、交渉が始まった10月段階で3000品目を超える食品等が値上がりし、10ヶ月連続で前年価格を超えている状況であること、期末手当から生活費の不足分を補填している現実があること、しかも、JRが進める融合と連携により職場には不安や不満があることから組合要求に基づく支払いを求めて団体交渉を行ってきた。
一方、JR東日本の経営状況は、第2四半期決算で営業収益1兆756億円(昨年比495億円増)、営業利益1939億円、純利益1470億円というように大幅な利益を上げている。しかも、年間を通した利益については260億円もの上方修正を行っている状況だ。こうした中でJRは、「定期収入はコロナ前に大きく及ばない」「来年、賃金改定せざるを得ない」などとして、手当の抑え込みを狙ってきたのだ。絶対に許せない!
動労総連合・動労千葉でともに闘おう!
狭山差別裁判ー寺尾判決50カ年糾弾!10・31狭山集会・デモを闘いぬく!
10月31日、東京・渋谷区勤労福祉会館において、「寺尾判決51カ年糾弾、第4次再審闘争勝利!10・31狭山集会」が60名の参加で行われた。この日は、狭山事件の犯人とされ不当逮捕された石川一雄さんに対して、東京高裁・寺尾裁判長(74年当時)が、「無期懲役」の判決を下してから51年目にあたる。
狭山闘争をめぐっては、今年3月11日、石川一雄さんは、「無実」の報を聞くことなく逝去された。石川さんの生涯は、部落差別に基づく権力犯罪を徹底的に弾劾し、無実・無罪の獲得に向けての闘いそのものであった。そして、今、再審闘争は、妻の早智子さんによって第4次再審闘争として引き継がれている。
一方、寺尾判決で犯人の「決め手」とされた重要証拠である万年筆(石川さん宅の鴨居から発見)のインクを科学的に分析した下山鑑定により、発見万年筆が被害者のモノではなく、権力によってねつ造されたことが暴かれている。
集会では、1974年のの寺尾判決に対して石川さんの怒りで埋め尽くされたメッセージが資料として配られ、あらためて石川さんの怒りと悔しさを実感した。
動労千葉からは川崎執行委員が発言し「11・2集会に総決起しよう」と訴えた。集会後、参加者は、雨天をついて渋谷駅から代々木公園までのデモ行進を行い「狭山差別裁判糾弾」「米日の中国侵略戦争阻止」を訴えた。

