JR東日本の低額回答を弾劾する

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JR東日本の低額回答を弾劾する!
07春闘ストを貫徹しよう!

新賃金は、900円のベアを回答
夏季手当は、2・95ヶ月の回答
その場で再回答を要求

 昨日(15日)、JR東日本は、動労総連合に対して、2007年4月1日以降の新賃金及び、夏季手当について回答を行ってきた。回答は、新賃金については900円のベアを実施すること、そして、夏季手当については、基準内賃金の2・95ヶ月を支払うとの内容であった。(内容別掲)
 今回、動労総連合は、本年1月の賃金に基づく実態調査の結果を踏まえて、38000円の賃上げ及び、夏季手当については3・1ヶ月を要求してきた。
 しかし今回の回答は、組合側要求を大幅に下回る低額回答であり、
 動労総連合は、その場で組合要求に基づく再回答を求めてきた。

犠牲を労働者へ転嫁する会社を許すな

 会社は、新賃金交渉の過程で、少子高齢化と金利上昇により将来に不安があるとの理由をひたすら言い続けてきた。しかし実際には、本年度末決算は、昨年をさらに上回り会社発足以来、最高益を上げている。しかもその多くは、「人件費が減った」と会社側が公言するとおり、無謀な要員削減による人件費コストの削減によるものだ。要員を削減し、労働者に次から次へと業務を押しつけ、その結果として膨大な利益を得ているのが今のJR東日本の姿だ。
 一方で会社は、膨大な要員削減を行った結果、駅業務を維持することもできなくなってしまった。その要員を確保するために「ライフサイクル」と称する運転士から駅業務へのたらい回しまで行おうとしているのだ。
 膨大な利益を上げる一方で、全ての犠牲を労働者に転嫁し、まともな賃上げすら行おうとしないJR東日本の姿勢を絶対に許すことはできない。
 JR東日本は組合要求に基づき再回答を行え!
 館山運転区-木更津支区廃止絶対反対!
 07春闘勝利に向けて3・17~19ストライキを貫徹しよう!

JR東日本の回答内容(3月15日)

1.新賃金について
 (1) 55歳以下について
  ① 定期昇給4号俸を実施する。
  ② 定額900円の原資で基本給表を改定する。

 (2) 55歳以上について
  ① 基本給額に900円を加える。

2.夏季手当について
 (1) 基準額
  基準内賃金の2.95ヶ月

 (2) 支払日
   2007年6月29日

07春闘勝利!ベアゼロ打破!
    3・20貨物協議会総決起集会
日 時 2007年3月20日(火)18時から
場 所 千葉市・千葉市民会館 3階 特別会議室
 ※ベアゼロ打破へ、貨物の仲間とともに闘い抜こう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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