新小岩の改札窓口統合、君津の出改札窓口統合、茂原、木更津、成田の旅行業部門の取扱い中止と要員削減を提案
4月10日、JR千葉支社は、浅草橋と都賀の2駅の外注化及び、新小岩、君津の2駅の要員削減、茂原、木更津、成田の3駅のビュープラザでの旅行業部門の取扱いの中止について提案を行ってきた。
提案の概要は以下のとおり。
【浅草橋、都賀の業務外注化について】
◆浅草橋駅については、エレベーターの設置等も行った関係で業務量が減ったことから委託し、エルダーの雇用の場とする。(両国駅が管理駅の予定)
◆都賀駅については、昨年9月、乗降終了合図の取扱いが中止となり、運転取扱駅で無くなったことから業務を外注化するとしている。
◆これにより、浅草橋で管理▲4名、一般▲13名、都賀駅で管理▲2名、一般▲7名を削減するとしている。
◆実施時期 2018年7月1日以降
【新小岩駅、君津駅の業務体制変更及び要員削減について】
◆新小岩駅について、2箇所あった改札(北口改札、南口改札)を1箇所に統合するとしている。
◆君津駅について、出札窓口と改札窓口を統合するとしている。
◆これにより、新小岩駅で一般▲6名、君津駅について▲1名を削減するとしている。
◆実施時期
新小岩駅 2018年11月1日以降
君津駅 2019年1月1日以降
【ビュープラザ旅行業部門の取扱い中止について】
◆茂原駅、木更津駅、成田駅のビュープラザでの旅行業部門(ローカウンター)について、取扱い数が減っていることを理由にして、取扱いを中止するとしている。なお、出札業務はこれまで通り行うとしている。
◆これにより、茂原駅は、管理▲1名、一般▲2名、木更津駅は、管理▲1名、一般▲2名、成田駅は管理▲1名、一般▲2名を削減するとしている。
◆実施時期 2018年9月1日以降
なお、今回、業務委託の対象とされている浅草橋駅は4徹体制、都賀駅は3徹体制の駅である。これまで千葉支社は、1徹と2徹の駅を中心に外注化を行っていた。しかしJR千葉支社は、今年3月に外注化された平井駅を皮切りにして3徹以上の駅も外注化を始めた。そして、今回、4徹駅も外注化に踏み切ったということは、大規模駅も含めた外注化を考えてるということだ。
JR東日本は、「東労組崩壊」状況という中で、第3の分割・民営化ー外注化の拡大と別会社化ー転籍に向けて一気に攻撃をかけている。
職場での団結を強化し、JRーグループ会社を貫く闘いを強化し、外注化攻撃を粉砕しよう!