JR千葉支社が幕張車両センターからの要員削減を提案

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JR千葉支社
幕張車両センターからの217系検査業務の移管と、交番検査体制の見直しによる要員削減を提案
217系検査業務の移管で▲3名
183系廃車による交番体制変更で▲3名
快速グリーン車業務の委託による車掌▲117名の大合理化も同時に提案

 千葉支社は、12月20日、幕張車両センターで行っている217系検査業務の鎌倉総合車両センターへの移管及び、257系車両の導入に伴う183系車両の廃車を理由とした交番検査体制の変更と要員削減の提案を行ってきた。
 千葉支社は提案の中で、幕張で行っている217系の検査業務(251両分)全てを鎌倉に移管すること、そして現在11両5名体制の業務がなくなることから要員削減を行うとしている。また、現在183系8両を17名、6両を12名で行っているが、新型の257系では5両3名体制で検査が行われており、12月ダイ改で257系に統一されたことを理由にして要員削減を行うとしている。
 要員削減数については、217系の検査業務移管で▲3名、特急列車の257系への統一=183系車両の廃車により▲3名、合計▲6名としている。
 この他に、現在、車輪転削業務を3名で行っているが、これについても鎌倉総合車両センターで設備の準備ができた段階で移管するとの考え方を明らかにしてきた。
 実施時期は、来年3月ダイ改時としている。

錦糸町派出についても廃止の検討

 さらに千葉支社は、現行2徹体制で行っている錦糸町派出について、ATSーP装置への置き換えが行われたこと等を理由にして、廃止の検討を行っているとして、近々にも正式に提案するとの考え方を示してきた。
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グリーン車業改札務の委託と大要員削減

 また、千葉支社は、快速グリーン車業務の委託と、それに伴う車掌の大合理化計画を提案してきた。
 現在、車掌が行っている快速グリーン車での改札及び発券等の業務を、スイカシステム(スイカを、グリーン車内の座席上に設置された装置に触れることによりグリーン券購入が確認される)の導入により合理化するとともに、車掌等のシニア雇用の場を確保することを目的にして、日本レストランエンタープライズ(NRE)に委託するとの説明を行ってきた。
 この業務委託により、別表のとおり、▲117名に及ぶ車掌の大要員削減を実施するとしている。
 実施時期については、3月ダイ改時としている。
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●幕張車両センター要員現改比較
区所名
職名
現行
提案
増減
備考
幕張車両センター
車両
128
122
▲6
217系移管 ▲3
183系廃車 ▲3

●幕張車両センター車両配置現改比較
車両形式
運用本数
現行数
提案数
備考
257系
5×19
95
95
 
255系
9×5
45
45
 
183系
9×4
36
36
中央ライナー用
6×2
12
12
首都圏波動用
217系
11×17
187
鎌倉総合車両C移管
4×16
64
113系
6×26
156
156
 
4×42
168
168
 
4×1
現車訓練用
143系
2×1
牽引車
485系
6×1
波動用
合計
775
524
 

●車掌関係要員現改比較
区所名
職名
現行数
提案数
増減
津田沼車掌区
車掌
235
177
▲58
千葉車掌区
車掌
239
216
▲23
成田車掌区
車掌
118
101
▲17
習志野車掌区
車掌
85
66
▲19
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