CTS成田空港駅
翌朝8時までの夜勤が「日勤」と扱われている
違法行為でごまかすな
十分な要員を確保しろ
C T S 成田空港事業所では、過酷な勤務だけでなく違法行為も横行している。「夜勤」とされる勤務は、日付をまたいで2日にわたる勤務(16:50~8:00、拘束15時間10分)だ。これを「日勤」として扱い、5日間連続で夜勤に入ることも当たり前に繰り返されている。勤務と勤務の間隔は8時間50分だ。通勤時間を考えれば、ほとんど休む間もなく働かされ続けていることになる。
そして、この違法行為そのものの運用をごまかすために、休日の前日には特別な変則勤務が用意されている。名目上は23時55分着替え、24時で退勤となるが、翌朝にあらかじめ「臨時勤務」が指定されている。実際は、臨時でも何でもなく、翌朝8時まで勤務することが強制されている。8時間もの拘束を強制された日が、「休日」とされる。完全な違法行為だ。 そもそも24時には既に作業が終わって仮眠している。列車運行もすべて終わっている。そんな時間に着替えて退勤など、なんの現実性もない。
十分な要員さえ確保すれば、こんな変則勤務など必要ない。しかし、CTSはそれを違法行為でごまかし、劣悪な勤務を労働者に強制し続けてきたのだ。
こんな会社に仕事と労働者を任せているJRも同罪だ。JR・CTSを徹底的に追及し、労働条件の抜本的な改善を勝ち取ろう。共に闘い、人間らしく働ける職場を実現しよう。