集団的自衛権行使容認を許すな!
8・6ヒロシマ大行動を闘いぬく!
被曝69周年のヒロシマ大行動は、7月1日に安倍政権が閣議決定で集団的自衛権の行使を容認する中で行われた。5日~6日の2日間の行動は、戦争へ突き進む安倍への怒りに溢れたものとなった。
安倍の式典出席を弾劾
8月5日の産別集会、日韓連帯集会、全原発廃炉・核廃絶ヒロシマ世界大会をへて、8月6日朝は43年ぶりの雨の中で原爆ドーム前行動が行われた。8時15分から1分間の黙祷を行ったのち、、安倍首相の式典出席を弾劾し、原発を推進する中国電力を包囲するデモにうってでた。
ヒロシマ大行動大集会
午後からは、8・6ヒロシマ大行動大集会が行われた。まず、大行動の共同代表である中島健さんから被爆者からの訴えとして、再び戦争へと突き進む安倍への怒りの発言があった。
基調提起は大行動の事務局長である谷口恭子さんが行った。谷口さんは福屋デパートで働いていたが、組合員通告と1047名解雇撤回署名と集団的自衛権反対の署名を集め、同僚を集会に誘ったことを理由に雇い止めされた。この間、3度のデモと指名ストを闘ったことが報告された。そして、「自らの職場で解雇撤回という原則的闘いをやることができれば、戦争を拒否し、阻止できる力ある運動を作ることができる」と訴えた。
韓国反核医師会のキムイクジュンさん、城西公団労組委員長のイムボンナムさん、ふくしま共同診療所医師の布施幸彦さんらの発言ののち、広島の闘う労働者、学生が闘いの決意をのべた。
集会のまとめと闘いの提起として、田中委員長が発言に立ち、戦争・原発・首切りの安倍を倒す8・17集会を成功させ、今こそ闘う労働運動の復権の大集会として11月集会にすべての怒りを結集させようと訴えた。
集会の最後は、動労西日本の大江委員長の閉会あいさつと団結がんばろうで締めくくられた。
安倍への怒り燃やすデモ
集会の後、デモに打ってでた。「ヒロシマ・ナガサキをくり返すな!」「集団的自衛権反対!」「辺野古に基地は作らせないぞ!」。安倍と戦争への怒りをもって、警察権力の規制・弾圧をはねのけ最後までデモを貫徹した。