世界戦争・核戦争ゆるさず闘おう!
8・6ヒロシマ闘争
8月6日、被爆77年を迎えた広島で、反戦・反核を訴える8・6ヒロシマ闘争を全国の仲間とともに闘いぬいた。直前にペロシ米下院議長が台湾訪問を強行し、中国が大規模な軍事演習で応えるという緊迫した情勢の中、労働者の団結した力で核も戦争もなくそうと訴えて闘った。
6日早朝は原爆ドーム前にて、右翼の妨害をはねのけて岸田打倒の集会・デモを行った。改憲・大軍拡や戦争に向けたサミットの広島開催を進めながら、8月6日の広島で平和式典に出席するなど許すことはできない。
「被爆77周年8・6ヒロシマ大集会」では、開会挨拶で大行動共同代表の室本さんが「岸田総理は広島を語って広島をつぶす最悪の政治家だ」と訴えた。被爆2世の訴え、3・11実行委の椎名さん、沖縄・コールセンター労組の仲宗根さんらが発言した。また、関生支部の赤川さん、広島教職員100人声明呼びかけ人の平野さん、日教組奈良市の増田書記長、愛媛県職労などが発言された。
動労千葉から発言した関副委員長は、緊迫する戦争情勢、廃線化・国家改造攻撃との闘いに職場・地域からたちあがる決意を語り、11月集会1万結集の実現に向けた闘いを訴えた。
集会後、平和記念公園に向けたデモをやりぬいた。前日は国鉄産別集会、オキナワとヒロシマを結ぶ青年集会などが開催された。
8・9ナガサキ闘争
8月9日、長崎は被爆77周年を迎えた。爆心地に向けたデモ中、岸田が式典会場に向かうためにデモが止められたが、「岸田は長崎から出て行け! 改憲と戦争に突き進む岸田政権打倒!」の怒りのシュプレヒコールを叩きつけた。
「8・9長崎反戦反核集会」は、NAZEN・ナガサキの主催と改憲・戦争阻止!大行進の共催で開催された。長崎被爆者である城臺美彌子さんは、「先の大戦で核爆弾が広島・長崎に落とされた。戦争の放棄、軍隊を持たない平和憲法ができた時、どんなにうれしかったことか。しかし、ウクライナ戦争下で元総理は先制攻撃できる国にしなければならないと言った。本当の平和をつくっていきましょう」と訴えた。
8・6ヒロシマ大行動実行委、改憲・戦争阻止大行進、福島からふくしま共同診療所建設委員会の佐藤幸子さんなどが発言にたった。
動労千葉の中村副委員長は、「改憲阻止」「すべての戦争絶対反対」「すべての原発と核兵器の廃絶」を訴えた。そして、「生きるために貧しくても豊かな心が持てる社会を私たちの力で作ろう」と呼びかけ、11・6日比谷への全国からの結集を訴えた。前日の8日には城臺美彌子さんによる平和学習に学生を先頭に参加した。