8・1アメリカ派遣報告集会を開催
動労千葉は、8月1日DC会館において訪米報告集会を開催した。7月9~15日の一週間、川崎執行委員をサンフランシスコに派遣し、レーバーフェスタやILWU(国際港湾倉庫労働組合)、サンフランシスコ労働者評議会との交流を行い、動労千葉の闘いを訴えるとともに国鉄闘争と国労臨大弾圧への支援を要請し、交流を深めてきた。
川崎執行委員が訪米報告
集会は、中村書記長の開会あいさつではじまり、小倉執行委員の司会で進行した。 最初に訪米の様子をまとめたビデオを上映した。ビデオでは、川崎執行委員の解説入りでオークランドの鉄道ヤードの様子や会議での発言の様子が紹介され、アメリカでの闘いが身近に感じられた。
川崎執行委員は、 1047名団結祭りでレーバーネットの創始者であるステーィブ・ゼルツァー氏と出会いアメリカで民営化が問題になり、民営化と闘った動労千葉との交流が始まったこと。そして今回の03春闘での第二の分割・民営化攻撃粉砕とイラク侵略戦争反対を掲げて闘ったことにアメリカで大きな支持が寄せられ今回の訪米に至ったことを報告し、訪米の様子を日をおって報告した。(詳細は日刊動労千葉の派遣報告①―②に) そして今回のアメリカ訪問はわれわれの結成以来の闘いの成果であり、動労千葉の運動が世界に認められる所まで来たと確認できる。これらの成果を11月集会に結集しよう。ここに訪米の意味がある。自信をもって取り組んでいこう、とまとめた。
支援する会の山本さんが報告
次に、今回、動労千葉を支援する会から通訳を兼ねて同行した山本氏が報告を行なった。 山本氏は、昨年のスティーブ・ゼルツァー氏との交流が始まってから動労千葉の闘いをアメリカへ紹介すると共にアメリカの闘いの報告を翻訳するなど今回の訪米に貢献されてきた。
その山本氏は、 何故動労千葉に焦点があてられたのか、ILWUも動労千葉に気持ちを寄せてきた。第二の分割・民営化攻撃に反対し、イラク反戦のストライキで600本の運休をだした組合はない。ILWUは、労働協約の改定交渉で2002年7月からの闘いをしてきた。そして、昨年の12月7日の集会にも呼ばれていた。 今、アメリカの労働者は民営化に抗して闘っている。そして、国際的に団結した労働者、帝国主義国の労働運動の高揚がなければ、戦争状態は変えられないと考えている。動労千葉も同じような位置にあると認識してくれた。 最後にインターナショナルをわれらがものに、労働者には国境はない。これは事の始まりである、と結んだ。 そして、集会のまとめを田中委員長が行なった。 レイバーフェスタのゼルツァー氏と山本氏のやりとりの中で03春闘があり是非来てくれということになった。ILWUのローカル10は、タフトハートレー法と民営化に抗して闘っている。動労千葉は、日本の民営化に抗して闘った。アメリカで最強の組合と動労千葉が結びついた。インターナショナルになった。 韓国でも6~7月国鉄の公社化に反対して大ゼネストを行なっている。イギリスでもイラク軍事物資を止める闘いをやっている。動労千葉の闘いもイギリスに紹介されている。ついに闘いが日の目を見る時がきた。動労千葉ももう一歩飛躍をして闘おう。 11月集会をアメリカや韓国から来てもらうような集会にしよう。 訪米の成果を組織拡大につなげ、平成採獲得の組織拡大を実現しよう。習志野電車区廃止攻撃を阻止しよう、とまとめを行なった。 最後に君塚副委員長の団結ガンバローで集会を終了した。
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