7・21動労千葉総決起集会

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不当処分弾劾!安全運転行動貫徹!組織拡大
労働者の団結を導きだす闘い?7・21動労千葉総決起集会!

 不当処分弾劾!安全運転行動貫徹!組織拡大!7・21動労千葉総決起集会が、DC会館を埋め尽くす、組合員、支援の仲間達、160名の大結集により開催され、7月19日に出された安全運転行動に対する不当処分を断固粉砕する決意を全体のものとした。

安全を処分することは絶対に許されない!押さえられない怒り

7・21動労千葉総決起集会が160名の結集により開催された

 冒頭、本部・田中委員長よりあいさつを受け(要旨別掲)、つづいて連帯のあいさつとして、ス労自主京浜支部・中村委員長より、「動労千葉をみると輝いている。組合員であることに誇りを持っていい。それだけの闘いをやっている」、動労千葉を支援する会・山本事務局長からは、「ひとつには、処分に対して押さえられない怒りを感じる。安全を処分することは絶対に許されない。そしてもうひとつは、ものすごい勝利感を感じている。
手をあげたが降ろすところがなくての厳注だ。支援する会は、5月25日以降、週2回ビラ撒き行動を各駅頭で行なっている。
こんなに誇らしいビラ撒きはかった。行き交う人達が立ち止まり、座って聞きだすほど、ビックリするような事態となっている」と、今回の安全運転行動の大衆的波及度が報告された。

闘いの正当性はわれわれにある

 基調報告では、本部・長田書記長が、「今回の不当処分を怒りを粉砕しなければならない。指導責任として厳重注意、われわれの闘いに正当性があったということだ。しかし処分に変わりはない。尼崎事故の大惨事を前にしての安全運転行動、本来ならば会社自身がやるべきことだ。正当性はわれわれにある。闘争を応援する声が集中している。安全を追求する闘いを継続していきたい。この処分は何だっこの闘争を通して列車を混乱させるものではないということは当局にも言ってきた。遅れも最大一分程度、これが『運行管理権』を奪うとは到底理解できない。処分のための処分と言わざるを得ない」と怒りをこめてJR当局を弾劾した。

組織拡大で不当処分の粉砕を!

 集会は、次に、ついに組織拡大を実現した幕張支部・山田支部長よりその報告と、新たに動労千葉に加入した内山君のあいさつを受け、「検修職場からの安全を守っていく日常的行動をこの間行なってきた。幕張でも本部執行部2名に対して厳重注意処分が出されたが、安全に対する処分は絶対に容認できない。処分に対抗する最大の手段は、組織拡大だ。動労千葉に入って良かったと思えるようにしていきたい」と、自ら真正面から平成採労働者と向き合ってきたこと、職場の団結を守っていく闘いの先頭に起って組合員全員の力を引き出してきたことを実感させた。

仲間を大事にする者こそ労働者

 新たに動労千葉に加入した、内山君からは、「仲間を大事にすることは、自分のいちばん好きなことなんで、お世話になります」とのあいさつがなされ、満場万雷の拍手に包まれた。
 つづいて、安全運転行動を担っ務員分科会・橋本会長をはじめとして、車両技術分科会・半田会長、各支部代表からの決意が表明され、不当処分粉砕!組織拡大をさらに押し広げるために、団結ガンバローが会場全体にとどろくほどの集会となった。

安全と解雇は絶対に譲れない!労組の団結を取り戻す闘いを!

(田中執行委員長挨拶要旨)
 19日に出された不当処分を怒りを込めて弾劾する。もう一点、幕張で動労千葉に結集してくれた内山君が本集会に来てくれた。並大抵の思いではなかったはずだ。仲間として皆で歓迎したい。動労千葉は、ひとりでも不当な扱いを受けたら全員で反撃する。これが基本だ。処分は、19日から21日にかけて八名の本部執行部に出された。中身は厳重注意であり、「会社の運行管理権を奪う行為」としている。安全を守ろうという労組の努力について処分したということだ。何が一番問題か、尼崎事故という1047名の乗客・乗員の生命を奪った重さを、JR東日本はどう思っているのか、安全そのものを処分したということであり、絶対に受け入れられない。一体何を処分したのか?「会社の運行管理権を奪う」?回復運転、運転通告、総武快速線、東浪見の安全運転の四点、尼崎事故は運転士がスピードアップ、過密ダイヤの中で回復運転に駆り立てられたときに、どういう事態となるのか。運転通告券の受領は会社の指導そのものだった。各区の内規に停車中に受けろと書いてある。総武快速線の安全運転?レール交換によって危険だということを認めたということだ。東浪見は速度超過対策区間の条件に入っている。会社も国土交通省も認めたということだ。四つの理由は当てはまらない。団交を経ていない、事前通知の期間など事実無根だから処分内容から消えた。では一体何で処分されたのか?当局も何も答えられず判然としない。労組はつべこべ言うなということであり、会社の命令通りに火の中ででも突っ込んでいけ。これが処分の意味だ。大山鳴動して厳注八名だった。動労千葉の主張が正しいことを当局側も認めたということだ。改めてこの闘いを継続したい。安全問題を降ろしたら労組ではなくなる。安全と解雇問題は絶対に譲れない。東浪見にATS地上子が埋め込まれるまで闘いを継続したい。今回の安全運転行動には、全国から支援の声が集中し、これほど注目された闘争を行なったことはない。この闘いの中から労組の団結を取り戻すことを確信している。郵政民営化をはじめとして、大民営化攻撃が社会全体ではじまろうとしている。尼崎事故のようなことが社会のあらゆるところで起こる可能性がある。わずか500名の闘争が全国に波紋を広げている。状況は変わろうとしている。千葉転での平成採の解雇は、東労組だろうが会社寄りだろうがもはや関係ない。職場を締めつける。尼崎事故がなかったら解雇もなかった。東労組は「本人の意向」として裁判もやらない。首を切られた一人の問題ではない。ささいなミスで首になるかもしれない事態となる。解雇だけは認めたら同じ条件となる。動労千葉は仲間を大事にしてきた。真正面から訴えればひとりの労働者の無限の可能性を導きだす。労働者は社会の主人公だ。安全に関する問題も多数派にならなければ本質的な解決にはならない。いい職場を作りたい。これが組織拡大だ。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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