館山運転区、木更津支区廃止絶対反対!
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「館山運転区―木更津支区廃止絶対反対!幕張構内事故への不当処分―幕張支部破壊攻撃粉砕! 7・20動労千葉総決起集会」が、DC会館において150名の結集で開催され、基地統廃合攻撃、不当処分攻撃と闘うとともに、11月集会1万人結集にむけて06年秋の闘いに総決起する固い意志統一を行った。
集会は、初めに不当処分粉砕!基地統廃合絶対反対の決意をこめたシュプレヒコールを行ったのち、越川執行委員の司会で進められ、主催者あいさつを繁沢副委員長が行った。
不当処分許さず基地廃止反対へ総決起体制を
繁沢副委員長は、「本日の集会の目的として①幕張構内事故への不当処分を粉砕すること、②館山・木更津廃止を許さない闘争体制を築き上げること、③この秋の闘いへ総決起体制をかちとること、の三点がある。幕張事故は、全組合員の総決起で処分を出せない状況をつくり出してきた。気を弛めることなく不当処分を許さない闘いを闘い抜こう。当局は、職場規律攻撃を開始し、幕張に狙いを定めて職場の団結破壊を行ってきている。当該の組合員を守りぬこう。また千葉支社は木更津、館山の廃止を提案してきた。二つとも動労千葉が多数を占める拠点職場だ。さらに毎年のように基地統廃合攻撃がかけられようとしている。木更津、館山だけの問題ではなく全体の問題だ。いまから総決起体制をつくろう。ローカル線切り捨て反対で地方自治体にも働きかける。組合員の総決起をお願いしたい。最大の反撃は組織拡大、本日を期して総決起をしよう。」と本部としての固い決意を明らかにした。
つづいて来賓として、動労千葉を支援する会の山本事務局長からあいさつをうけた。山本事務局長は、「この集会に支援する会から10名以上の会員が参加している。館山・木更津の廃止に対してローカル線廃止反対と一体となって闘う。支援する会運営委員会で幕張支部山田支部長に職場の状況を訴えてもらったが、私たちに危機感が薄かったことがはっきりした。JRが本気で構えていることを会員はわかってほしい。幕張支部は団結を見せつける闘いを行っている。会員も職場から動労千葉に続く闘いを創っていくことを確認した。29日の支援する会総会に結集を。」と、ともに闘う決意を明らかにした。
組織破壊攻撃には断固として闘いぬく
─当該支部が特別報告
基調報告は田中委員長が行い(次号掲載)、それを受けて特別報告として、館山、木更津、千葉運転区、幕張各支部の代表が決意表明を行った。
館山支部堀江支部長は、「支部として3月ダイ改まで廃止反対で闘い抜く方針を確認している。すでに自治体にも働きかけを始めている。あらゆる方法で廃止反対を闘っていく。」
木更津支部佐野支部長は、「今度の基地統廃合は木更津・館山・千葉転と動労千葉が多数いる職場を狙った攻撃だ。職場集会を開催し、東労組のスト破りの追及を続けていく。職場の主導権を握りしめ、この攻撃と闘い抜いていく。」
千葉運転区支部山口支部長は、「運輸区攻撃は、会社の利潤追求と労働者への強制配転・労務管理強化であり、労働者にとって良いことは何一つない。絶対反対の立場で闘い抜く。」
幕張山田支部長は、「事故から3ヶ月が過ぎているが処分を発令させないできた。6月からは職場の実態調査と称して、普段顔を見たこともない部長クラスまでが連日幕張に来た。職場規律が悪いから事故が起きるというとんでもない理由で、朝の点呼にまで立ち会ってきた。組合として組織的に対処しているが向こうの攻撃をつぶすまで闘い抜く。会社が痛いのは平成採をとられること。ここで反撃していきたい。」
つづいて1047名闘争をめぐる現状について、当該である高石さんから報告をうけ、なんとしても1047名が共に闘っていける状況をつくり出していきたいという決意を受けた。その後参加した各支部代表から決意をうけて、最後に組合歌と田中委員長の団結ガンバローで集会を終了し、夏から秋への闘いに総決起することを確認した。