家族会第29回定期総会開催
親組合と共に団結して進もう
動労千葉家族会は、3月20日、第29回定期総会をDC会館において開催した。
総会は佐藤事務長の司会で進められ、最初に山田会長が「コロナウィルスの影響で矛盾が労働者や家族にしわ寄せされています。動労千葉のような現場でモノをいう存在が必要です。家族会もいろんな人の助けをかりながらやっていきたい」とあいさつした。
来賓として本部から川崎書記長が、今回の春闘・ダイ改をめぐる動き、JRのジョブローテーション攻撃、また改憲・戦争攻撃とのたたかいの重要性を訴えた。永田OB会長は「ぜひ組織拡大に向けて協力をお願いしたい。若手につぐ仲間をつくっていきましょう」とあいさつ。
また、関委員長から動労千葉の今のたたかいについて、まとまった話がされた。「4/1運転士・車掌職名廃止をはじめ、木更津支部長への重処分攻撃などJRは労組のない企業をめざす攻撃に出ている。組織破壊攻撃に対してストライキで反撃にたった。組合員もエルダーやシニアが多くなったが、一人は万人のために、万人は一人のためにを肝に銘じ闘っていく」。
経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告、予算案が報告され全体で承認された。
総会終了後の懇親会では、誕生日を迎える関委員長へサプライズでケーキが披露され盛り上がった。
これからも家族会の行事等への参加にご協力をよろしくお願いします。
3・11反原発福島行動’20
原発事故は終わっていない オリンピックやってる場合か 子供たちの命と未来を守ろう
3月11日、郡山市において「反原発福島行動’20」が開催され、600名が参加した。
福島や米軍ヘリの落下物に抗議する沖縄のお母さんたち、動労水戸や医師達の発言等から放射能汚染がいかに隠蔽されてきたのかが浮き上がるものとなった。コロナで危険だと臨時休校になったが、なぜ9年前それをしなかったのか、なぜ放射能が安全だと常磐線を開通するのか。ただただ原発推進とそのための復興キャンペーン―オリンピック開催のためだ。労働者の闘いなしに命と健康は守れない。ともに闘おう。
追悼 後藤俊哉さん
3月14日、動労千葉争議団の後藤俊哉さんが心停止で急逝されました(享年60歳)。
後藤さんは、千葉運転区支部出身の運転士で、1985年11月の分割・民営化反対第1波ストで公労法により解雇され、民営化後一旦は、自活しながら争議団として闘ってきました。
しかしこの過程でくも膜下出血の大病に倒れ、リハビリを兼ねて91年から本部の専従となり、協販部を中心に活躍してきました。全国物販オルグや各地の集会に飛び回り支援を訴えてきました。持ち前の明るさと優しさで組合員にも支援者にも人気がありました。
くも膜下出血の後遺症もあり、2016年に専従を辞してご家族のもとで闘病に専念する生活を送っていたなかでの急逝でした。時おり「元気になったら本部に戻りたいなあ」と電話してくるほど動労千葉に対する愛情は最後まで揺るぎませんでした。
後藤さんの遺志を引き継ぎ闘い続けます。心よりご冥福をお祈りいたします。