戦争をおこさせない闘いを親組合とともに
3月2日、動労千葉家族会は、第33回定期総会をDC会館において開催した。
最初に佐藤会長が「すべての労働者が豊かになるように、組合の闘いをOB会とともに勢いをもってやっていきたい」とあいさつ。
来賓として本部から関委員長が家族会への感謝を述べるとともに動労千葉の闘いについて、久留里線の廃線方針の撤廃、鴨川派出・千葉機関区の廃止攻撃との闘い、25春闘・ダイ改の課題、また今の戦争へ向かおうとする情勢について労組として戦争を起こさせない闘いをしていくことなどを訴えた。OB会長は、「次の世代につないでいくために家族会とOB会は連帯して団結を強めていきたい」とあいさつ。
議事は、経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告が報告され、方針案が全体で承認された。
「琉球弧を戦場にするな」をみて
議事ののち、「琉球弧を戦場にするな」の上映が行われた。
映し出された沖縄・南西諸島でおきている米軍や自衛隊の基地の大増設、訓練の激しさに、「ニュースなどで全く報道されない。こんなことが起きているのかとビックリした」「ウクライナやパレスチナを見ても戦争が起きてしまえば『避難訓練』なんか意味がない。本気になって戦争を止めないと」「千葉の武器見本市反対の行動に参加しましょう」など、活発な討議が行われた。親組合と共に戦争への道をとめよう!
今後も家族会の企画などにご協力をお願いします。
原発再稼動するな! 14年目の3・11
3・11反原発福島行動25
原発事故から14年目を迎えた3月11日、反原発福島行動25が郡山市けんしん郡山文化センターで開催された。
原発再稼動に突き進む石破政権
いま政府・電力会社は、原発再稼動に向かって突き進んでいる。3・11以降、「原発依存度を低減する」としてきた政策を180度転換し、「原発の最大限活用」を掲げ、老朽原発の運転期間の延長をはじめ、女川、島根原発を再稼動させ、いま柏崎刈羽原発の再稼動が狙われている。米日による中国への戦争情勢が切迫しているなかで核武装に突き進もうとしているのだ。絶対に許せない。
集会では、現地の農漁民、希望の牧場の吉沢さん、飯舘村住民など、それぞれの立場から、原発事故の被害は今も続いていること、反原発の闘いが戦争反対とひとつの闘いだということ、また汚染水の海洋放出、汚染土の全国拡散を止め、反戦、反核、反原発を闘う決意が語られた。
とりわけ当時高校生だった福島の青年労働者の発言は、全参加者の心を揺さぶった。原発事故や内部被曝の問題を「なかったことにしたい」と悩み苦しみ、目を背けてきた経験を語り、しかしそれこそが国や東電にとって好都合なことはないと気づき、「これに加担していたことへの悔しさを胸に刻み、闘いぬく」発言に満場の拍手が寄せられた。
全国からのアピールで、動労総連合北陸の出口委員長、動労総連合水戸の照沼委員長、動労千葉関委員長ら総連合の仲間がともに闘う決意を表明した