関生支部とともに倍返しで反撃を!
3月21日、労働学校において「関西生コン支部支援―映画と講演の集い」が開催された。
学校長の田中顧問から、今春闘、3月ダイ改の中で、安全を無視したJRの大合理化が労働組合を徹底的に弾圧する中で進行していること、関西生コン支部への弾圧とともに、倍返しで反撃に立つ動労千葉の決意が表明された。
武健一委員長の映画、「ひとの痛みは己の痛み―『棘』」が上映され、監督の杉浦弘子さん、プロデューサーの平林猛さんから挨拶をいただいた。講演では、関西生コン支部の仲間から、組合の闘いの歴史がエピソード豊かに語られ。
4月18日から、節目となる第20期の労働学校が始まる。労働運動の半分は、労働組合の団結を強化し、資本と対決し、その攻撃を打ち破るために「勉強」することだ。「動労千葉の労働学校」、多くの組合員の参加で盛り上げていこう。
闘いは進む
アベたおせ!新宿デモ
「アベたおせ!3・22新宿デモ」が、500名を超える結集で行われた。デモに先立つ新宿駅南口での「大演説会」では、新型コロナウィルス拡大による雇止め、大量解雇を許さない、休業賃金の補償を求める大看板をバックに、医療労働者は「労働組合として職場改善を要求し消毒液の配布をかちとった。小さな一歩だが、現場からの闘いの積み重ねが現状を変革する」とアピールした。医療崩壊の現実がコロナで明らかになる中で、この情勢に立ち向かう闘う労働組合の出番だ!職場から労働運動をよみがえらせよう!
真実の隠ぺいを許さない!
3月22日午前中は、日比谷公園霞門から狭山再審をかちとる東京高裁包囲デモが160名で行われた。狭山事件から56年、1974年の東京高裁・寺尾の無期懲役判決を根底から覆す下山鑑定(被害者の万年筆が偽物であると科学的に明らかにした)で、石川さんの無実はあまりにも明らかだ。1047名解雇撤回闘争もそうだ。国家権力による真実の隠ぺいを許さない、労働者の団結した闘いを強力につくりだそう!
韓国・旭非正規職支会支援株主総会闘争に起つ
3月27日、AGCファインテクノ韓国株式会社(AFK)による解雇撤回を求め旭非正規職支会支援共闘会議は、「AGC(旧旭硝子)本社の責任で解雇撤回・直接雇用を行え」と株主総会闘争を貫徹した。
韓国では製造業への派遣は認められていない。昨年2月にはAFKと当時の原納猛社長が違法派遣で起訴され、8月には裁判所がAFKに対し旭支会組合員の解雇撤回と直接雇用を命じる判決を出している。
新型コロナ情勢で来日出来なかった旭支会のチャホノ支会長は電話を通じて、「解雇から6年目、後退することなく、必ず勝利するまで、日本の同志たちと共に力強く闘います。トゥジェン(闘争)!」とアピールした。
金のためなら人の命は何とも思わない新自由主義の極みがコロナで突き出されている。大恐慌情勢に労働者の国際連帯闘争の本領を発揮しよう!