3・4春闘総決起集会の成功をかちとろう

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館山運転区・木更津支区廃止反対、国鉄1047名の解雇撤回、「日の丸・君が代」強制反対、改憲?労働基本権解体攻撃粉砕
3・4春闘総決起集会の成功をかちとろう

 07春闘は、改憲国民投票法案が審議にのぼり、労働契約法制定をはじめとした労働基本権の解体攻撃が吹き荒れる中での労働運動の存在価値をかけた闘いとなる。また、JR発足以来20年の矛盾が噴出し、第二の分割・民営化攻撃が激しく進行している。この攻撃と激しい攻防戦が07春闘だ。

館山運転区・木更津支区廃止阻止へ全力で闘おう

 動労千葉の07春闘における最大の闘いは館山運転区、木更津支区廃止攻撃との闘いである。この廃止攻撃は、JR発足以来最大の組織破壊攻撃である。駅の「一括委託」・契約社員の導入による外注化攻撃、「ライフサイクル」の提案とあわせて、JRは鉄道のあり方を根本から変えてしまおうとしている。分割・民営化20年の矛盾、要員問題、安全問題、革マル問題を一気にこれらの攻撃によって突破しようとしている。それは、さらなる運転保安の危機、第二の尼崎事故、羽越線事故を必ず引き起こす事態となる。
 現在闘いぬいている館山運転区、木更津支区廃止反対闘争を闘いぬき、一層の団結強化、組織拡大をかちとろう。
 国鉄1047名の解雇撤回闘争も重大な岐路に立っている。鉄建公団訴訟団や支援共闘会議などでも国土交通省などへの要求書から「解雇撤回」を取り下げられ、資本や政府との闘いを放棄した政治解決路線への埋没が浮き彫りになっている。国労は、JR東日本と包括和解し、勝利していた不当労働行為救済事件を取り下げ、出向協定さえ締結している。これでは4党合意の二の舞だ。現在の情勢や政府・会社との関係を見た場合、現時点では「政治解決」の条件が存在しないことは明らかだ。国労の変質にほかならない。今こそ「民営化」攻撃に反対する全国の労働者に怒りの声を結集し、1047名闘争の原則に立ち返った再構築をかちとらなければならない。

労働法制の大改悪、国民投票法の成立を阻止しよう

 日本経団連御手洗は、「公正な競争の結果として経済的な格差が生じることは当然」「日本にとって、弊害を小さくとどめようとする政策選択は不可能」と公言し、「労働ビッグバン」、規制緩和、抜本的な行政・公務員制度改悪、社会保障制度の解体、大増税と企業減税に突き進もうとしている。
 とくにホワイトカラーエグゼンプションの導入や労働契約法制定攻撃は、労基法を解体し、戦後労働法制の転覆を狙う「労使関係における憲法改悪」というべき攻撃だ。非正規職労働者がすでに全雇用労働者の33%に達し、4世帯に1世帯が年収200万以下に転落している。また、生活保護世帯も100万世帯に達している。御手洗は、これをさらに進めようとしているのだ。
 一方教育基本法改悪、防衛庁の省昇格を強行した安倍は、「憲法記念日までに国民投票法を成立させる」と宣言し、また御手洗は「2010年初頭までに憲法改正の実現を目指す」と主張して改憲に突き進もうとしている。
 しかし、格差社会の進行に対する怒りの声、改憲と戦争への危機感は、急速に高まり、無数の労働者が団結と闘いの方針を求めている。問題は、このときに労働組合が変質と屈服を深めていることだ。この現状を打破し、闘う労働運動を甦らせるために職場からの決起をつくり出さなければならない。
 「日の丸・君が代」強制反対の闘いは、改憲阻止、改悪教育基本法粉砕の大きな闘いだ。昨年の教育基本法改悪反対の闘いには、5000人の労働者が国会前に結集している。闘う教育労働者とともに、今春の「不起立」闘争を支え、ともに闘いに起ちあがろう。
 06年には全世界で労働者の大反乱が始まっている。韓国では、民主労総が非正規職関連法の制定や労働法制の改悪に反対して幾度ものゼネストに起ちあがっている。フランスでは、「初期雇用契約法」を300万人のデモとゼネストで撤回させた。アメリカでも1000万の移民労働者が決起しアメリカの社会をストップさせた。
 3月18日には全世界でイラク反戦4周年の闘いが闘われる。日本でも日比谷で集会とデモが闘われる。全世界の労働者と連帯して、「戦争と民営化」に反対する闘いをつくりだそう。
 3・4春闘総決起集会の成功をかちとり、館山運転区、木更津支区廃止阻止へ全力で闘おう。
 闘う労働運動の拡大へ、07春闘への労働者の決起を作り出そう。07春闘勝利へ全力で闘おう。

3・4春闘総決起集会へ集まろう!
3月4日(日)13:30?
千葉県労働者福祉センター・大ホール  
主催: 動労千葉

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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