11.10全国労働者総決起集会へ!大結集をかちとろう!
大失業攻撃を打ち砕こう!
全日建関西生コン支部、全金港合同、動労千葉の三組合が呼びかけて始まった11月労働者集会は今年で五回目を迎える。全国の労働者に襲いかかる大失業と有事立法攻撃のなかで「たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう」という呼びかけはますますその重要性を増している。 小泉政権が労働者の権利破壊を「構造改革」と称して推し進める背景には、日本経済の深刻な危機がある。株価は20年前の水準である9000円を割り込んでいる。そして、日銀は銀行保有株を購入するという方針を発表した。世界恐慌の時を含めて歴史的にも世界的にも前例のない事態でありまさに異常事態である。 小泉は、資本と国家が生き残るために労働者を虫けらのように犠牲にしようとしているのだ。すべての労働者に倒産・解雇、終身雇用制の解体と賃下げ、一切の権利破壊の攻撃が襲いかかっている。終身雇用制の解体の攻撃としてNTTの11万人合理化があり、公務員に対してはマイナス人勧が強行された。 資本の側はすでに03春闘に向けて「ベースダウン」や「定期昇降給」制度、職務群ごとに複数の賃金体系を設定する「多立型賃金制度」の導入を掲げ、全面的な賃下げを宣言している。03春闘につながる闘いとして全力で闘おう。
イラク侵略戦争反対、有事三法案を阻止しよう!
ブッシュ政権は、早ければこの11月にもイラクへの侵略戦争を開始しようとしている。「テロ根絶」の名のもとに世界中に侵略戦争を拡大しようとしている。一方小泉内閣は、今臨時国会で有事三法の成立を企んでいる。朝鮮、中国への侵略戦争を想定した侵略戦争のため法案であり、そのために国家、社会のあらゆる機能を戦争に動員するための恐るべき法案である。 また、「拉致問題」を理由として北朝鮮へのすさまじい排外主義があおりたてられている。11月労働者集会は、こうした侵略戦争の開始といった情勢のなかで開催される。イラクへの侵略戦争に反対し、有事三法案の成立を阻止するために労働者の総決起を勝ち取らなければならない。
1047名闘争の勝利をかちとろう
1047名闘争は重大な岐路に立っている。「四党合意」は完全に破産し、国労の団結の崩壊と路線的変質だけを生み出した。国労からの脱退、分裂を呼びかける者や闘争終結宣言を行い、単一組織としての国労を解体して連合組織に移行しようと主張する者、闘争団の仲間を統制処分して自民党に解決を求める者、国労として鉄建公団訴訟を起こすしかないと主張する者など「四党合意」を推進してきたグループは大混乱を起こしている また、警視庁は国労の代議員選挙告示日の10月7日、5・27臨大での「暴力行為」をでっちあげて闘争団員2名を含み国労組合員5名、支援の者3名を不当にも逮捕した。これは国家権力による国鉄闘争に対するそして、「四党合意」を粉砕して前進する1047名闘争に対する大弾圧である。11月労働者集会の大結集でこの弾圧を粉砕し、1047名闘争の勝利をかちとろう。 職場では、日本の労働者すべてを襲う大資本攻勢と全く一体の第二の分割・民営化攻撃がかけられている。われわれはこの間の闘いで検修外注化を阻止し、新保全体系合理化では当局の思惑を完全に粉砕した。労働者が団結して闘いぬけば情勢は切り開かれるという確信も新たに外注化阻止の第二ラウンドに突入しよう。 日比谷野音に五千名結集をかちとり、大失業と有事立法攻撃を打ち破ろう。1047名闘争に勝利しよう。
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