11月9日、韓国・ソウルで民主労総全国労働者大会が10万人の結集で闘われた。動労千葉訪韓団120人は民主労総ソウル地域本部とともに訪韓闘争を闘った。
労働者大会の最大の焦点は、ムンジェイン政権による労働改悪との闘いだ。国会で労働法改悪が狙われる中、大会は国会議事堂近くのヨイド公園前の道路を占拠して闘われた。大会後、デモ隊は国会前に結集し、警察が装甲車を並べる阻止線と対峙した。国会前の大通りはデモ隊で埋め尽くされ、労働歌やコールが幾度も鳴り響いた。
民主労総は国会で弾力勤労制改悪の審議を行うか、労組法改悪を上程した場合、ゼネストに突入して闘う方針だ。裏切りを続けるムンジェイン政権に過去最大の10万人が結集して闘いの決意を突きつけた。
闘いをうけて関委員長は、「今の思いを日本に持ち帰り、労働者の怒りに火をつけるような闘いをやろう」と訴えた。
11月10日は各地の闘争現場を訪問。11日は日韓理念交流会を開催し、韓国から民衆党政策研究院長のチョンテフンさんが「ムンジェイン政権の積弊精算過程の虚と実」、日本から「安倍政権の韓国敵視政策の現状と日韓労働者国際連帯」の提起を行った。また、理念交流の前段に鉄道労組ソウル地方本部を訪問し、交流を深めた。
安倍政権が韓国への敵対を煽る中、労働者同士が現場で顔を合わせてともに闘い、連帯を深めたことには重要な意味がある。韓国の仲間の闘いに連帯し、日本における労働運動復権へ全力で闘いぬこう。
11/10 闘争現場訪問 |
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ホテル前で解雇撤回を闘う |
大法院で勝利し解雇撤回、直接雇用へ闘うトルゲート労働者の仲間 |
道路公社本社の占拠闘争現場 |
AGC 工場前で原職復 帰・正規職 化を求める旭非正規職支会の仲間 |
11/11 日韓理念交流会 |
民主労総ソウル地域本部との理念交流会 |