04春闘ストライキ スト報告№1

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スト報告№1

04春闘勝利!反合・運転保安確立!スト貫徹
3・12総決起集会-闘いなくして安全なし!

本日04春闘ストライキに決起

本日、3月12日、われわれ動労千葉は○四春闘勝利、反合・運転保安確立を求めてストライキに突入した。
同日、千葉市民会館において開催された、3・12動労千葉
総決起集会には、ストライキに決起した各支部からの組合員、家族、支援の仲間たち330名が続々と結集、2月の非協力闘争の成果をさらに拡大させる闘いに向け、そしてストライキ貫徹に向け、熱気あふれる、決意あふれるものとなった。

動労総連合も共に春闘スト決起

集会は、開会あいさつに起った君塚副委員長より、「04春闘には、動労総連合としても水戸が3月12~13日、西日本が13~14 日、高崎が16日にストに決起し、動労千葉と共に闘いにたちあがる」ことが報告されたあと、冒頭、田中委員長があいさつを行い(要旨別掲)、動労千葉家族 会から檄布が委員長に贈られ、続いて、動労千葉を支援する会・山本事務局長より「職場の団結、沸き上がるような闘いが堤防に蟻の一穴を開け、分・民体制を 崩壊に追い込むと強い自信をもっている。ILWUローカル34から動労千葉、韓国民主労総と連帯する決議が出され、サンフランシスコのドロレス公園に大結 集する3・20への連帯が発せられている」、都政を革新する会・結柴杉並区議から「労働者の団結こそが社会を変える力だ。無謀なJRの安全対策、一体と なって塗り固めてきた東労組、動労千葉の闘いが注目されている。3・20には奥田-小泉反動路線を粉砕し、国際連帯とイラク反戦を掲げた闘いとしたい」と 連帯のあいさつを受け、さらに全国沖縄青年委員会・新城委員長より檄布とカンパを受けた。
交渉報告では、88年の総武緩行線3分40秒の短縮が、東中野事故の要因となった教訓化、ATS-Pの故障が1ヵ月に十数件発生していること。レール折 損などの重大事故に結びつくことに関して、会社側から明確な回答がなかったこと。汽笛故障時の取扱いに関する問題や、規制緩和に伴う規程の改悪など、回答 が前進しないこと。会社側をこれからも追及していくことが報告された。
中村書記長からは、12~14ストの戦術と、3月回答段階の闘いについて、日常的反合・運転保安闘争、職場からJRの力関係を変えること。この闘いを堅持・発展させること。われわれは勝利していると、04春闘全般の闘争方針が提起された。

反合・運転保安確立をかかげて春闘ストライキを貫徹するぞ!

分科会、支部決意表明では、「闘いなくして安全なし」、「安全を勝ちとる!」、「列車の運行安全を求めて闘う」、「第二の分・民攻撃 と全力で闘う」、「基地統廃合攻撃や、新人事・賃金制度と闘い抜く」、「貨物も同じレール上を走っている。安全問題は同一の切実な要求だ」、と今次闘争へ の決意が表明された。集会後、千葉駅頭にて、全体で04春闘ストに立ち上がった、ビラ配りと街頭宣伝行動を行い、闘争貫徹を打ち固めた。

(田中委員長あいさつ要旨)

今日から14日まで04春闘ストに決起した組合員に敬意を表します。3日間でのべ410名が団結を固めて断固として立ちあがっている。春闘ストは勝利的 に勝ちとられている。2月の非協力闘争から、大きな地平を切り拓きながら進んでいる。動労千葉は職場の力関係を守って闘い抜いた。4年連続春闘ストに組織 の総力をあげて立ちあがり、外注化に手を付けさせないなど、3年間にわたる闘いの結晶がある。こう闘えば第二の分・民攻撃を阻止できる。JR体制の矛盾が 爆発的に噴出しようとしている。それは革マル結託体制、安全問題、要員問題の矛盾だ。運転保安確立が急務だ。JR東日本に過去1回しかない業務改善命令が 出されている。そこでは「重大事故が発生する危機にある」との指摘がなされ、レール破断、ATS-Pの配線ミスなど、根本的なところまで安全が崩壊してい る。分・民16年間で228名の死傷事故、コスト優先の末路が殺人企業だった。闘いなくして安全も権利も守れない。この事実を社会的に明らかにする闘争 だ。そして
春闘の終焉、賃金・雇用・生きるすべを奪う大資本攻勢、自衛隊イラク派兵に見られる戦争をする国への攻撃など、生活防衛、年金防衛、団結権防衛という社会 のあり方そのものを問う春闘だ。イラク開戦一周年にあたる3・20国際反戦大行動へ、12~14ストを労働者・市民結集の起爆剤としよう。

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