魂まで譲ることはできない 改革法承認は・・

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結成20周年
用動劳千菜
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) j(鉄電) 千葉 2935 ·2939番
新たな大躍進
電話 1 (公) 043(222). 7207番 99 . 3.18 No. 4934
に向け出発!
魂まで 国鉄改革法は、首切りと
国労潰しのために作られた
ゆずることはできない!
ならず、理念を含めて全面承認し、 のだ。「改革法を事実としてのみ
として改革法の承認を迫っている 闘いの旗を降ろすことの証、踏絵
いない。変わっていないからこそ、 と本質は、今も何ひとつ変わって
ためにつくられた法律だ。そ意図
化し、国労ー国鉄労働運動を潰す
う大な国鉄労働者の首切りを合法
るのか。
国鉄改革法は、ぼ
「国鉄改革法の承認」を迫りつづけ という名前そのものが改革法の理 どもっての他だ」「国鉄労働組合 追われたということだ。また吹き
JRは国労に対し、執拗なまでに
に12年が経つ今も政府·自民党や のか。なぜ分割·民営化からすで
国鉄改革法の本質とは何だった
こそ真実がある。
団の仲間たちのこの訴えのなかに
ることはできない!」
切られた。これだけは絶対に認め 「俺たちは改革法によって首を
◎ なぜ12年もたって今
ために作られた
改革法は首切の
ことなかれ。
罰を免れて恬然たらしむ みにじった者をして、処 る 。…… 汝の権利を踏
義務に違反することであ
自分自身に対する人間の の下に投げ素てることは
––闘争
自分の権利を他人の足
わるかということだ。しばらく様 だが、問題は国労が実際にどう変 改革法を承認するのは結構なこと
JR東日本は、すでに「大会で
考えても明らかだ。
次々につきつけられるのは、誰が
結しろ」 ……
とり下げろ」「労使共同宣言を締
題が不当労働行為だという主張は 念にそぐわない」、「一〇四七名問 ちが自殺に追い込まれた。そして、 荒れる嵐のなかで二百人の仲間た
は認めない」「組合バッチ着用な 国鉄労働者が首を切られ、職場を 四年間あまりの間に、20万人もの ら分割·民営化強行までのわずか れてきた職場の権利や労働条件、 むような闘いによって築きあげら しかも、永年にわたる血のにじ
下げない限り改革法を承認したと すべての不当労働行為事件を取り
改革法承認の理念を徹底しろ」「 は間違いない。「組織の末端まで いことがある。第二臨調の最終答 あらためて想起しなければならな
ら、猛然と会社が攻めたてること ってましたとばかりにその翌日か
改革法を承認をしたとたん、待
◎ アリ地獄に落ちる
だめだということである。 化や権利破壊にも協力しなければ
現実を容認して、どのような合理
旗をすべて降ろし、現在のJRの っているに等しいことだ。闘いの 労である限りは絶対認めないと言 っているのだ。これは、国労が国 しなければ、何一つ認めないと言 全面承認し会社への協力を具体化」·
る。はじめから、「理念も含めて
の意図はここにすべて語られてい
(JR西日本の声明)。
こうした要求が
彼ら
当社への協力を具体化すること」 に向け、ともに闘おう!
一〇四七名の解屋繳回に
人に切り崩され、総評は解散に追
の部隊と言われた20万国労は3万 当労働行為の嵐のなかで総評最強
そして国労解体に焦点をあてた不 の二度目の首切りが強行された。 て三年後に一〇四七名の仲間たち を通告され、清算事業団に送られ であるというだけで「JR不採用」 七千名の組合員が国労や動労千葉
申ー国鉄再建監理委員会の設置か
絶対に忘れてはならいなこと、
◎ 何が起きたのか
て想起しよう! この本質を改め
では断じてない。
ということであり、「問題の解決」
闘争と国労をいかに解体するのか ているのは一〇四七名の解雇撤回
弁しようとも、政府やJRが考え いるのだ。そうではないと誰が強
と意図して改革法の承認を迫って めから国労をアリ地獄に落とそう い」と言っても、政府やJRは始 運動は何ひとつ変わるものではな
「戦術的承認」だとか「国労の
カレートさせるであろう。
きとばかりに組織破壊攻撃をエス る。JR総連·革マルも、このと
子を見させてもらう」と言ってい
以降は、それは際立ったものとな を襲っている。とくに5·28判決 堰をきったようにすべての労働者 た首切り、リストラ、権利破壊が ·民営化以降、同様の手法を使っ そればかりではない。国鉄分割
して起きたものだ。
も分割·民営化の結果起こるべく 今春闘での「ベアゼロ」攻撃の強要
しまった。JR貨物の経営崩壊! に一夜にしてすべて白紙に帰して 協約などは、「新会社移行」を理由
◎一夜にしてすべてが
めにつくられた法律に他ならない。 国鉄改革法は、はじめからそのた
元首相自身が公言するところだが、 れた攻撃であったことは、中曽根
し、総評を解体するために仕組ま
国鉄分割·民営化が、国労を潰
て、初めてできたことであった。 いうペテンに満ちた仕組みがあっ
差別ー選別排除も、国鉄改革法と
為が可能となったのも、また採用
のも、やりたい放題の不当労働行 万人もの国鉄労働者が放逐できた 骨格だが、わずか数年間の間に20
する」
本計画で定め、社員は新規採用と
JRが継承するが、要員規模は基 各社を発足させる。財産·設備は
国鉄を解体して新会社としてJR
えたのが国鉄改革法であった。「 可能となったのか。その根拠を与
なぜこれほど大がかりな攻撃が
◎ なぜこんなことが…
これが国鉄改革法の
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
い込まれた。
だからこそ問われているのは、原 つ手がこれ以上あるわけではない。 ずだ。しかも敵の側にとっても打 ような強権をふるう必要はないは·
でもいい存在であるならば、この 鉄闘争が、支配権力にとってどう 困り果てているこをも示した。国 自民党が、12年に及ぶ闘いを恐れ
だが同時にこの判決は、政府·
を書き連ねたのだ。
働組合法の上に置くという、暴論 し、国鉄改革法を憲法二八条や労
全国の労働委員会命令をくつがえ
戦闘宣言でもある。だからこそ、 して圧殺するという敵の側からの
に対しては、労働組合法など無視
う労働者の怒りの声の噴出、反乱 かで、今後否応なく起きるであろ
大失業時代の到来という情勢のな 5·28判決が意図しているのは、
あった。さらにそれにとどまらず、
意志につらぬかれた政治的判決で くで解体するという、国家権力の
は、国労と一〇四七名闘争を力ず
あらためて言うが、5·28判決
◎5·28判決の意味
うとしないのだ。
在していること自体を絶対に許そ
法の承認を執拗に迫り、国労が存 は、12年が経った今も、国鉄改革
だからこそ政府·自民党やJR
めることのできない悪法である。
者の団結と権利に係わる絶対に認
題であるばかりか、すべての労働
こにある。たんに国鉄労働者の問
国鉄改革法の本質は何よりもこ
口を開いたのである。
働法制の抜本的な改悪攻撃の突破
現在吹き荒れている資本攻勢や労
っている。つまり、国鉄改革法は、
して七一年の函館大会で、
国労はかつて、マル生攻撃に対 闘いに起ちあがる必要がある。
·戦術を練り上げ、全国で一斉に ルギーを存分に引きだしうる戦略 三万名の組合員団結力とそのエネ 弱点を徹底して突く戦略·戦術、
に達している。JR体制の矛盾·
マルと手を結んだ労務政策も限界
なくなるまでに積もっている。革 列車をまともに動かすことができ
することだ。JR体制の矛盾は、
する闘いを全面的に再開·再強化
する闘い、JR総連·革マルに対
識的に抑え込まれてきたJRに対
また、政治決着方針のもとで意
◎ JR体制との闘いを
「座し
だされる。
動だにしなかったときにこそ生み ちが国労に求め、期待しているの
火の玉となってこれをはね返し微 七名闘争の勝利の条件は、国労が
された刃であるとすれば、一〇四 国鉄闘争の解体のためにうち下ろ
固めることである。5·28判決が、
いのなかで揺るぎない団結をうち
への反撃を猛然と開始し、その闘
の路線転換を迫るような様々な罠 に激を発し、5·28判決と、国労
認などではない。全国の仲間たち 今必要なのは、国鉄改革法の承
◎5·28判決に反撃を の路線·方針を
確固とした闘い
の展望は間違いなく見えてくる。
一〇四七名の解雇撤回闘争の勝利
くことであった。そのときこそ、 面から対決し、その意図を打ち砕
点に還って5·22反動判決と真正

承認すれば一〇四七名問題が解決 いるわけではない。国鉄改革法を て労働運動や国鉄闘争が成立して
議がはじまっている。時代と離れ
イドライン関連法=戦争法案の審
悪が強行され、国会では新安保ガ 機が進行し、労基法の抜本的な改
つ手のない資本主義主義体制の危
「恐慌前夜」といわれる時代。打
固める必要があるということだ。 自覚し、自らが矢面にたつ決意を
働組合が持つ極めて大きな位置を
運動全体にとって、国労という労
問われていることは、日本の労働
のだ。つまり、今国労の執行部に
労解体の手を緩めようとはしない
れているからこそ、あくまでも国
はこのことだ。敵の側もそれを恐
国労を支援してきた全国の仲間た
ている時代状況のなかで、この間
労働者が窒息させられようとし
結集する組織者となることである。 全国の無数の労働者の怒りの声を
の呼びかけを発し、先頭にたって
トワークを創りあげるために、そ
流、闘う労働組合の全国的なネッ ことは、闘う労働運動の新しい潮
さらに、今国労に問われている
全国の闘いの先頭に
ような決意が求められている。
動を牽引しつづけた。今こそこの
圧倒し、以降つねに日本の労働運 方針を平和四原則を掲げる左派が
新潟大会でも、愛国労働運動派の
した伝統をもっている。五二年の
て団結を回復し、マル生をはね返
じ、職場からの激しい闘いを通し のスローガンを確立して反撃に転
て死を待つよりは立って反撃へ」
ちの無念をはらそう!
もに闘おう。一〇四七名の仲間た てやまない。国労の仲間たち、と 組合が再確立されることを期待し
牽引車として、伝統ある国鉄労働 闘のなかから、階級的労働運動の しまう道だ。われわれは現在の苦
を水泡に帰し、国労を崩壊させて
の組合員の血のにじむような努力
名闘争団をはじめ、この十数年間
国鉄改革法の承認は、一〇四七
団結を回復して反撃に起とう。
した闘いの路線·方針を確立し、
現できるものだ。今こそ、確固と
は、こうした闘いのなかでこそ実
要がある。一〇四七名闘争の勝利
確固たる指導路線が確立される必
の組合員に心からの信頼をよせた
この点に自信と確信をもち、現場
撃も集中することは間違いないが、
位置にある。それだけに厳しい攻 働運動と労働者の未来を左右する
きた。国労と国鉄闘争は日本の労
労働者の結集軸となって存在して い。だからこそ国鉄闘争は全国の
ったところに労働運動は存在しな べての宝だ。この思いをふみにじ
の家族の奮闘は、日本の労働者す 華だ。一〇四七名の仲間たち、そ 歴史のなかでも特筆大書すべき精
年の闘いは、戦後日本労働運動の 一〇四七名闘争団が貫いた十数
かかった闘いだ
労働者の未来の
が問われている。
働者がいかに反撃を開始するのか
得ない。この時代状況に対し、労
するなどということは絶対にあり
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