相次いで3件!
「非常事態」としか言いようがない。
「日刊」でも報告したとおり、2月13日に総武快速線津田沼~稲毛間でまたレールが破断し、30㎜開口するという事故が発生したが、それだけでなく、わずかの間に相次いで次のような事態が起きている。
▼2月13日 総武快速線 津田沼~稲毛間 状況 28㎞980m付近でレールが破断。開口約30㎜。レール踏面もシェリング傷やきしみ割れが続いておりボロボロの状態だった。 ▼2月27日 ▼3月3日 |
2/13総武線快速線の折れたレールの断面 |
このままでは間違いなく重大事故が起きる。動労千葉は、原因の徹底した究明や抜本的な安全対策の実施を要求しているが、もはや一刻の猶予も許されない状況だ。
こんなことはこれまでなかったことだ。昨年も同様の事態が相次いで発生したが、JR東日本は未だその原因を明らかにしていない。そしてまた再び会社は総点検をしたというが、「全く想定されていない」というレール破断が後を断たないのだ。
原因もわからず、検測車等による探傷でも発見できず、しかし現実にはレール破断が次々発生するという現状は、事態の危機的性格を示している。
2001年末に保線業務の丸投げ的な外注化が強行されたことが、こうした現実を招いたことも間違いない。
われわれは求める
われわれは次のことを強く要求する。
1. 総力を結集して徹底した原因究明を行なうこと。
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