滝君の配転許すな! 何時いかなる時でもストライキに立ち上がれる闘争体制を! 君たちの問題だ。スト破りをするな!
闘争突入! 昨日の滝君に対する配転の事前通知(日刊前号参照)に対し、即日、千葉支社に、通知の撤回を求める申し入れを行なった。 22日には、組合員・支援の仲間たちが総結集して配転への怒りの抗議と、闘いへの突入を宣言する総決起集会、抗議行動を展開する。幕張でも、業務外注化のための不当配転が画策されている。千葉支社は、外注化だけでなく、館山検査派出の廃止を提案した。われわれは渾身力をあげて闘いに突入する。
その場その場の都合で 滝君への配転通知には、明確に「ライフサイクル異動」と書いてある。だが、われわれはライフサイクル協定は締結していない。こんな通知は無効だ。 シニア制度の時、会社は何をやったのか。業務外注化の推進とワンセットになったシニア協定を締結していないという理由で、動労千葉の組合員を定年後の再雇用から排除したのだ。今回は全く逆のことを平然とやろうとしている。理屈も一貫性も全くないやり方だ。その場その場で、都合のいいように理屈がコロコロ変わっていく。何も変わらないのは動労千葉に不利益なように理屈をつけていくだけのことだ。
会社と東労組の結託! だが、今度の不当配転には、もう一つの問題がある。これは、明らかに当局と東労組が結託してやったことだ。思いだしてほしい。昨年の春闘の時に東労組が何をやったのかを。 東労組は、春闘ストにあたって、わざわざ千葉支社に出す必要もない申し入れを出した。その内容は、ライフサイクルについて、40歳以下の全運転士が対象となることの確認を求めるものだった。そして千葉支社は「全員が対象となる」という回答を行い、東労組はそれを春闘スト前に宣伝したのである。 その意図は明らかだ。「動労千葉の組合員をライフサイクルで配転しろ!」と迫ったということだ。平成採用の若い仲間たちに対して、「動労千葉に行ったってライフサイクルは逃れられないぞ」と脅かしをかけたということだ。
これが組合のやることか! ライフサイクル今回の滝君への配転通知が、こうした会社と東労組の卑劣な結託によって強行されたことは明らかである。二重三重に不当な配転だ。これが労働組合のやることか!完全に会社の手先ではないか。 会社に代わって東労組が職場を支配し、現場の運転士を駅への配転に駆り立て、外注化を呑んでグループ会社への強制出向に駆り立てていくという腐った現実! こんなことを止めなければならない。
幕張でも、不当配転策動が! 幕張車両センターでも、不当配転が画策されている。外注化強行のための動労千葉破壊攻撃だ。 この間幕張では、動労千葉の組合員を交番検査から外し、副支部長や書記長などをを本区から派出検査に配転するという露骨な組織破壊攻撃が続いてきた。千葉支社はえげつない組織破壊攻撃をさらに強行しようとしているのだ。だが、ここに示されているのは、今回の外注化攻撃が、そこまでやらなければ成り立たない矛盾だらけのものだということだ。 いよいよ検修・構内外注化をめぐる闘いが火ぶたをきって落とす。この間繰り返し訴えてきたように、こんな攻撃を許したら、安全も雇用も全てが破壊されることになる。
偽装請負で業務が回る ここでも最大の問題は東労組の裏切り問題である。保守三部門(保線・電力・信通)の外注化を認め、駅の外注化や契約社員化を認め、グリーン車担当車掌の外注化を認め、それを現場に強制してきたのは東労組だ。その結果生まれたのは、偽装請負のオンパレードでかろうじて業務が維持されている今のJRの現実である。そして、尼崎事故・羽越線事故、レール破断の多発だった。 われわれはこんな現実を断ち切るために闘う。ともに闘おう。 スト破りをするな! ともに闘おう。
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