農地強奪の強制執行に怒り! 3・26芝山現地闘争

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3月26日、三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で、「成田空港機能強化粉砕!騒音拡大許すな!」を掲げた芝山現地集会が、芝山文化センターで行われた。

集会の冒頭、3月10日に急逝された反対同盟顧問弁護団事務局長の葉山岳夫さんに、全員で黙祷をささげた。
東峰の萩原富夫さんは、「体を張って実力で闘う三里塚の姿勢を日本と世界に示した。騒音訴訟に立ち上がる住民と協力し、反対同盟は『空港絶対反対』で闘う。成田の軍事空港化を許さない」と、反対同盟の鮮明な方針を提起した。

闘魂ますます盛んなり!

強制執行と闘い抜いた市東孝雄さんは「農地がなくなることは命を取られるのと同じ。でもまだ畑はある。これからも耕し続けます。闘魂ますます盛んなり! みなさん、明るく闘っていきましょう」と元気に発言し、大きな拍手が送られた。

 車の両輪として

連帯あいさつで関道利委員長は「農地強奪を強行した政府、空港会社には何の正義性もない。戦争に向けた攻撃そのものだ。動労千葉は反対同盟と車の両輪としてともに闘いぬく」と決意を表明。集会には、芝山現地の住民も参加し、空港機能強化、騒音拡大への怒りを表明した。
雨の中、集まった330人の仲間が芝山町中心部をデモ行進し、周辺住民にアピールした。

ブラジル・コンルータスの仲間が本部訪問

3月24日、長らく連帯関係を重ねてきた来日中のブラジル・コンルータス(全国闘争連盟)の仲間が、DC会館を訪問。関委員長、田中顧問らと、公的部門の民営化攻撃、世界を覆う戦争情勢などについて懇談を行った。

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