車両故障やゴム部分の劣化急増に関して解明を求める

6183

検修・構内業務外注化阻止!
11・6日比谷野音へ!
幕張車両センター縮小攻撃を打ち破ろう!
新形式車両に関する車両故障やゴム部分の劣化急増に関して解明を求める

 検修業務をめぐっては、「メンテナンス近代化(第Ⅲ期)計画」の最終年度となる中で、217系車両の鎌倉総合車両所移管-幕張車両センター縮小攻撃が攻防の焦点になっている。しかしこうした中で、新形式車両での故障やゴム製部分の劣化、ブレーキパッド異常摩耗、部品の破損等が交番検査の度に発見されている。こうした状況から車両技術分科会は、問題点を集約し、千葉支社に対して原因及び対策等について解明を求めて団体交渉を行ってきた。問題点及び回答の概要は左記の通りとなっている。反合・運転保安確立!検修・構内が用務外注化阻止へ全力で闘いぬこう。11・6全国労働者集会に全力で結集しよう!

217系車両の業務移管を撤回しろ!

【217系車両の業務移管問題について】
組合 メンテナンス近代化(第Ⅲ期)計画に基づく217系車両の業務移管を中止すること。
鎌倉操業車両所の工場機能廃止に伴う要員繰配はどのように考えているのか。
会社 現在横浜支社と調整している。移管計画については、具体的な内容ができたら提案する。
要員については、千葉支社としては欲しいという考え方だ。
組合 これまで外注化は千葉だけ実施されていないが、この間会社は、構内業務を委託することで検討していると回答しているが、どのように進めようと考えているのか。
会社 委託を受けるグループ会社側の要員等の体制が整っていない。現在他支社形態を勉強している。
組合 業務移管しても車両は幕張に配置され、車両故障等の臨時検査等が膨大に発生する。また、217系の保全検査による技術力を維持するためにも、217系車両の業務移管は撤回すべきだ。
会社 具体的内容については、調い次第提案したい。

【検修係員による直通予備ブレーキNFB操作による列車停止取扱いについて】
組合 検修係員が本線上において列車を停止させることができる根拠は何か。
会社 法的には問題ないと考えている。動力車乗務員免許との関係はない。緊急時に車掌が車掌弁を扱って列車を停止する場合に準じる取扱いと考えてもらいたい。
組合 NFBを扱う場合の責任の所在はどのようになるのか。
会社 具体的には乗務員の指示によりNFBを扱うようになるので、機器を扱うという位置づけである。

【幕張車両センターの線路状況等について】
組合 この間、構内を調査したところ、ボルトの破損、抜け落ち、さらに道床陥没が発生している。保線の監査体制はどうなっているのか。
会社 この間の検査では、継目ボルト補強板のボルト緩み10本程度であった。組合側から言われた、ボルトの折損については、折れたボルトが残っているため、即対応が出来ない。他の工事と一緒に今年度中に対応したい。
 道床陥没については、道床下雨水の道が出来て空白域が出た時点で上部が落ちたと考えられる。今後の雨水による影響については、保線、土木が兆候を見て対応したい。

相次ぐ車両故障-検修体制の強化が必要だ

【車両故障に関する原因及び対策について】
組合 速度発電機ケーブル支え板の亀裂が発生し、年間300個ほど取り替えている状況だ。
会社 04年8月から1年間で約100個交換した。03年度から強化した物で試験を行なっているが、強化した物では亀裂等は発生していない。2年間ぐらいの試験を通して結論を出していきたい。ボルト部の亀裂対策は、防振ゴムを入れて衝撃を緩衝させた。
組合 出場車の左右動ダンバーの油漏れが多区発生している。
会社 入場時にブッシュを取替えている。原因はピストンからの漏油である。原因の特定についてはメーカーを含めて調査を継続している段階だ。
組合 台車ブレーキユニットの不具合が多く、スキ間調整ができない状況だ。
会社 自動スキ間調整の不具合で、原因はバネの折れ、歯車の不具合であった。最悪の場合、ブレーキがかからなくなる場合もある。
組合 工場では検査を行っていたのか。
会社 これまでは工場では点検していなかったが、今はバラして点検を行っている。スラックアジャスターを総合車両センターで見直しをかけている。
組合 字幕に水が入る事象が発生している。また、配電盤の中やドアカバーの中にゴミやホコリが介在し、故障の原因になるため対策が必要だ。
会社 255系で、字幕については、総合車両センターで修繕するようにしている。04年8月から05年7月までの間、2件防水ゴムを設置した。
 ゴミ等の対策としては、217系LCUについては結露防止を行なっている。255系ドアカバーのホコリは、掃除機で吸いとっている。支社から工場へ速やかに対応するよう要請する。
組合 257系客室内の窓ガラスが割れる事象が発生している。
会社 この間11件発生し、9月にも1件発生している。3層構造で、内側から割れることはない。原因としては、施工時の取扱い上の問題であり、端面の面取り、窓ガラス本体のシール加工等、品質確保に誤りのないように指導している。

【新系列車両の軸ハリゴムに亀裂が多数発生している問題について】
組合 新系列車両の軸箱支持装置の軸ハリゴムに多数の亀裂が発生している状況だ。耐用年数等についてはどうなっているのか。
会社 金属の中にゴムが入っており、絞り嵌めこんでけん引している。ゴム表面のシワやヒビは、構造的に圧縮しているゴムの特性であり、問題ない。ゴムの硬度も強化している。申告があれば取り替えている要に対処している。
組合 問題ないと言いながら、申告すれば交換するということ自体矛盾ではないのか。明確な基準を設けるべきだ。
会社 ゴムは硬く小さくなる性質があり、これによりすき間がでるが、メーカー側も当分は大丈夫だと言っている。当面、気が付いたら申告してもらいたい。

【工場と現場でのパンタグラフ編導線の仕様の違いについて】
組合 パンタグラフ編導線について、誤って取り付ける可能性があるので、一種類に統一すべきだ。
会社  編導線は構造を考慮して使用している。短いものだと引っ張られて曲がることがある。
組合 出場車は短いもので取り付けてきている、現場で取り替えるのはおかしいのではないか。メンテナンス上は工場が上位でなくてはならないはずだ。
会社 00年12月の指示により、工場も直すように調整している。
本来は、区で行なっていることが正しい。
組合 編導線が短いと届かない箇所がり、また、取り付けミスがおこる可能性もあるので、長い方G4に統一できないのか。また、3交ぐらいで交換している事もあり、強度を上げられないのか。以前使用していた平らな方が強度があったようだ。
会社 強度については調査を行なっていきたい。

【戸袋レール腐食、ATSSN試験器故障、錦糸町詰所、作業服、交検時の気吹き問題等について】
組合 113系で、戸袋下レール取り付けステー腐食により、レールの曲がりが発生している。
会社 リニューアル2000番台から撤去されている。どのくらい残るのかについては、総合車両センターと検討していきたい。
組合 STS-SN試験機の故障が多発しているが、どのように対応するのか。
会社 メーカー修繕は発生していないと報告を受けている。故障が発生した場合は修繕をしていくように対処したい。
組合 実際には、旧ATC班が直しているのが現実だ。とくに、ケーブルとコネクターについては、区で新品を用意してもいいのではないか?
会社 区と相談して検討したい。
組合 錦糸町派出について、深夜帯の入区による振動で十分な睡眠がとれないため、0番線への入区手配はできないか。
会社 ダイ改時でないと対応できないが、前向きに検討したい。
組合 検修作業服について、火の粉で穴が開くような状況で、やけどの危険もあり素材の変更等が必要だ。
会社 穴が開いたら臨時要求してもらいたい。厚生担当者会議において、現場の声を出していきたい。
組合 京葉車両センターでは、交番検査時に主電動機の気吹きをおこなっているが、安全衛生対策上問題がある。
会社 フラッシュオーバー対策として205系について気吹きを行なっている。
組合 気吹き等を行う場合は、専用の吸塵装置等が必要になるはずだ。
会社 現在防塵マスクを支給し、対応を行っている。基準としては問題ないと考えている。
組合 使っている防塵マスクは、夏は暑苦しくて、作業上も問題が多い。気吹きの場合、担当者だけではなく他の者も影響を受けるのではないか。
会社 幕張では環境測定を行なっているが、これは粉塵、添削等に関するものである。法的には、常時粉塵などの影響を受ける場合を対象としている。京葉の場合は、厳密に言えばこれらには当たらないので行なってこなかった。しかし、測定の基準などもあるので、今後、環境測定について検討していきたい。

*   *   *

 これらの他にも原因を究明し、対策を講ずる必要のなる車両故障等が多数している状況にある。車両技術分科会を中心にしながら現在も問題点を集約し、今後千葉支社に対して解明を求めていくことを確認している。
 メンテナンス近代化(第Ⅲ期)計画による217系車両の業務移管阻止!幕張車両センター縮小攻撃を打ち破ろう!検修・構内業務外注化阻止に向けて、闘いぬこう!
11・6全国労働者総決起集会に全力で集まり、その力で外注化攻撃を阻止しよう!

11・6日比谷野音へ!
賛同署名2千個人・団体を突破

団体…165労組(団体)
個人…2303名(10月30日現在)
1万人結集実現へ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
タイトルとURLをコピーしました