習志野電車区廃止反対!
車両技術分科は最先頭で闘う
車両技術分科会はメンテナンス近代化(第Ⅲ期)計画にもとずく習志野電車区廃止攻撃を間近にした11月24日、車両技術分科会第15回定期委員会をDC会館において開催した。 委員会は、議長に幕張支部の小沢君を選出し議事が進められた。冒頭佐藤車両技術分科会長が定期委員会を成功させ、習志野電車区廃止攻撃を阻止しようと訴えた。 続いてあいさつにたった田中委員長は、
車技分科の真価を発揮する時だ。動労千葉は、この2年間二つの春闘、シニア反対の闘いをやり抜いて職場を守ってきた。全面的な外注化攻撃を第2の分割・民営化と位置づけ手をつけられない状況に追い込んできた。 攻撃はレベルの違うものとして襲いかかっている。メンテ第Ⅲ期の2年間は基地の大再編、外注化と再編が同時に進む。外注化のために検修基地を集約し、最終的には丸投げだ。検修の労働者は関連会社へこれは施設にやったやり方だ。そして将来は転籍だ。習志野廃止で千葉の職場に何が起きるのか。12・15廃止から幕張の縮小だ。 こうした攻撃は組織破壊と一体で進む。組織総体の闘いとして展望をこじ開けよう。外注化の時に展望があったわけではない。闘う事で穴がこじ開けられた。 この間の事故は全部外注化がらみだ。これからは車両をめぐって同じ事が起きる。この闘いは運転保安をめぐる闘いでもある。外注化は本社の人事部門も提案されている。本社の中枢、運転士、運転車掌しか残らない。 事前通知を強行した場合は第一波ストをぶつける。廃止の日には組織をあげた闘いを2波の闘いをする。分科会の存亡をかけた闘いとなる。 この一年、勝浦、御宿の勝利。国際連帯と大きな地平を切り開いた。自信と確信をもって分科が先頭に立って闘いを牽引しよう。
とあいさつした。 経過報告、決算、予算が提案され質疑に入っていった。
意見、質問では、 ● 廃止提案が出ているが、車両基地は一つの線区に一つしかいらないといっているが何で三鷹でなく習志野なのか。会社はどういう風に考えているのか。 ● 要員の異動は流れとして習志野から京葉、幕張となるのか。幕張の異動についてはあるのかどうなのか。 ● 木更津では工場に入っても削った車輪がついてくる。すぐに車輪交換をしなければならない。支社の方へ言ってほしい。 などが出された。 最後に佐藤会長が「団結した力を見せて12月ストライキに決起しよう。車両技術分科会は、その最先頭で闘おう」とまとめ定期委員会を終了した。
車技分科佐藤会長あいさつ
習志野電車区廃止攻撃にどう闘っていくのか。当局はメンテナンス第Ⅲ期を出して習志野電車区を廃止する。動労千葉としても歴史ある職場であり、絶対に許せない。12つきに団結の力を見せる。メンテナンス近代化は、検修省略から外注化、全社で工場機能の廃止、検修をガチャガチャに変えて再編していく。外注化と新保全で様々な攻撃がかけられる。東日本に対するバッシングがなされている。会社が責任を持っていない。車両に対してもそういう事になっていく。認められない事は認められない。イギリスでは民営化により脱線事故が起きている。千葉だけ外注化できないのは動労千葉の闘いがあるからだ。津田沼の仲間を守っていくという立場から定期委員会を成功させ、習志野廃止攻撃と闘いぬこう。
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