春闘第2波闘争
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千葉機関区において総決起集会を開催 |
貨物、乗務、旅客の代表から決意表明 |
ベアゼロ回答打破へ団結ガンバロー |
千葉機関区において総決起集会を開催
3月14日の春闘第一波ストライキに続き、3月18日に動労千葉・貨物協議会の主催で、千葉機関区において08春闘勝利!貨物総決起集会が開催された。
集会は、山下貨物協議会事務次長の司会で始まり、主催者あいさつを大竹貨物協議会議長が、「この間8年のベアゼロである。分割・民営化の矛盾が要員関係にひびいている。会社は、現場に責任を転嫁し、合理化だけを追求してきた。要員要求を掲げて闘っていきたい」と主催者あいさつをおこなった。
続いて本部を代表して田中委員長が「この間8年連続ベアゼロで、今交渉の最中であるが厳しい状況だ。少なくとも貨物はこの間、黒字にしてきたのにベアゼロは許せない。大変な不況の中でベアゼロでは労働者は生きるために賃金をよこせと言うしかない。根本的な原因は資本家だが労働組合も悪い。貨物で言えば日貨労である。要員につじつまを合わせるために仕事がきつくなる、会社は5年、10年先を示せ、運転士の年齢構成を見れば明らかで嘱託社員の拡大もおかしい。民営化はナンセンスと言わなければいけない。ベアゼロ、嘱託社員、要員も春闘要求を掲げて闘っていきたい」とあいさつをおこなった。
君塚副委員長が交渉の経過を報告し、清水事務局長が集会の基調報告をおこなった。
基調報告
08春闘をめぐル状況では、サブプライムローン問題をはじめ、資本主義体制のあり方が根本から崩壊しようとしている。新自由主義も終焉を迎えている。不況とインフレの爆発は不可避であり、貧困の徹底した拡大とそれに対する闘いが拡大する。北海道教組や全駐労などストライキが復権している。
貨物をめぐる状況は8年連続のベアゼロ、深刻な要員不足、設備の老朽化など分割・民営化の矛盾が噴き出している。貨物会社は、新中期経営計画「ニューストリーム2011」を公表した。向こう4年間で1600人が退職見こみ、過去3年間で1600人が退職している。グループ会社でも4年で400人が退職見こみ。一方で膨大な設備投資、機関車約100両、コンテナ車600両を更新する。これを借金でおこなう。長期債務は現在約1600億弱が2000億弱になる。嘱託社員制度の改正を提案してきた。
組合要求は、大幅賃上げと定年延長(65歳まで働ける労働条件の獲得)、さらに要員獲得だ。組織拡大に全力をあげよう。
決意表明
貨物の両支部の代表と乗務員分科、旅客の代表から決意表明がされた。
岩井新小岩支部乗務員会長
ダイ改で新しい車両が入ったが新しいATSの誤動作が京葉線で多発している。分科として調査をしている所であるが、貨物、東の会社ともはっきりしたことを言わない。闘いましょう
石川乗務員分科副会長
一生懸命闘っていきたい。
佐藤新小岩支部長
職場では日常的に闘っている。会社がこういう状況にしているという事を確認し団結し闘っていきたい。貨物の組合を強くするしかない。組織拡大を闘っていこう。
鎌形千葉機支部書記長
ベアゼロは許せない。要員問題でも慢性化している。集会の成功をもって当局にぶつけたい。
山口本部執行委員
ベアゼロが続いているが分割・民営化の時から分かっていた。政府は組合、労働運動をつぶすためにやってきた。怒りをもって闘わなければならない。貨物。旅客一体となって頑張りましょう。
木更津支部高橋執行委員
自分も貨物出身であり、くやしさは一緒である。木更津支部も一緒に闘っていきたい。
との決意表明があり、最後に大竹議長の団結ガンバローで終了した。