不当判決弾劾!
9月25日、私たちは、東京高裁において国鉄1047名の解雇撤回闘争で、重要な判決をかちとりました。東京高裁は、「国鉄分割・民営化に反対する労働組合に所属していることを理由に、差別して不利益に取り扱う目的、動機(不当労働行為意思)の下に名簿不記載基準を策定し、動労千葉12名に対してもJ R 東日本の採用者名簿に記載しなかった」と不当労働行為を明確に認める判決を下しました。しかし不当労働行為を認めながら解雇撤回を否定し、「慰謝料」のみを命ずる不当判決でした。
署名の力
しかし地裁判決に続き高裁においても不当労働行為を認めさせたのは5万筆に迫る全国のみなさんから頂いた「解雇撤回・JR復帰を求める要望書」への署名の力です。
「国鉄改革の真実」を暴き出し、1047名解雇をめぐる裁判において本当に大きな前進をかちとることができました。署名をいただいたすべての仲間に心から感謝を申し上げます。
解雇撤回・JR復帰!
「国鉄分割・民営化」の国家的不当労働行為を認定させたからには、次は解雇撤回の判決をかちとるべく全力で闘います。
最高裁宛ての「解雇撤回・JR復帰への要望書」10万人署名行動を物販オルグと共に開始しました。
資本の理不尽な首切り自由攻撃を絶対許さず、労働者が生きるための当たり前の権利を守るため全力で取り組みます。
そして11月3日、東京・日比谷で開催される「全国労働者総決起集会」への一万人大結集を呼びかけます。
物販は、闘う全国の仲間と連帯と団結を勝ち取る原動力であり、その売上はそれを基盤として動労千葉の解雇者を守り共に支えあう闘いです。
物販と署名へ全組合員・家族の支援・協力をよろしくお願いします。