続々レール交換しかし、
|
総武快速線レール交換 6/7 下り 28㎞840~29㎞090 |
これで万全だというのでは全くない。なぜこれほどレール破断が相次いで起きるのか、なぜこれほどレールがボロボロになるのか、保線の労働者に聞いても、こんなことは国鉄時代には経験したことのないものだと言っている。その根本のところは未だ解決したわけではない。
しかしこれは、昨年来、相次ぐレール破断や尼崎事故の発生という現実に対し、会社の圧力に屈することなく、ストライキや安全運転闘争等、全力をあげて闘いぬいてきた大きな成果だ。安全は労働者の闘いによってしか守れない。「闘いなくして安全なし」。この原点をもう一度胸にきざみつけよう。
道床にポッカリ穴が!
|
責任逃れしか感心なし
千葉支社は、例えば6月14日にレール交換をした箇所の異常なレール磨耗(レールの側面に大きな段差ができるまで内側が激しく磨耗している)について、団交の席上、何と「レールが車輪のフランジと馴染んでいるだけだ」などと言って、危険な状態であることを打ち消すのに汲々としている。延々と続く踏面の無数の剥離傷も「通常できる傷だ」と平然という。だったらなぜレール交換をするのか?。しかも、聞きもしないのに「レール交換は組合から言われたからやったわけではない」などということばかりを言う。そんな事はどうでもいい。大切なのは、二度と、絶対、尼崎のような悲惨な事故を起こしてはならないということだ。そのためにわれわれは闘う。例え処分されるとしても闘う。
幕張構内で道床陥没!
傘がスッポリ入る深さだ!
|
危険な状態は本線だけではない。6月16日には、幕張車両センター構内24番線で、道床陥没が起きている。軌間に穴があいた。写真のようにビニール傘がほとんど入ってしまう深さで、線路の下が空洞になっている状態だ。日刊6100号でも報告したとおり、構内全体が危険箇所と言っても間違いない状態だ。
運転保安確立!安全運転行動を貫徹しよう。