第49回定期大会(9/29~30)2日目
第49回定期大会2日目は、予算案の提起から議事が再開され、その後大会方針等に対する質疑応答が行われた。最後に田中委員長が「時代が大きく変わろうとしている。怒りの声は社会に充満している。結成40周年の力をもって、自らの力で組織を拡大すること。そうすれば動労千葉の社会的影響力はすごい力を発揮する。新体制を支え、全力で決起しよう」と総括答弁が行われた。その後、2019年度スローガン案、運動方針案、予算案が全体の拍手で承認された。決定された方針に基づくスト権投票は、100%で批准された。
今大会は、2年に一度の人事大会であり、役員選出では新委員長に関道利君、書記次長に中村仁君、新執行委員として佐野君(木更津)、渡辺君(幕張)、北村君(幕張)をはじめとした新役員体制が選挙管理委員長から発表され、信任投票で全員が信任された。
新旧役員あいさつで、関新委員長は、「非常に重い役目だが、最先頭で闘う。敵は大きいが強くはない。一糸乱れぬ団結で闘おう」と決意を語った。(日刊において改めて報告する予定)
続いて、委員・各種委員の選出、大会宣言が発表され、議長団解任あいさつ、繁沢副委員長の閉会あいさつ、渡辺剛史新執行委員の音頭で組合歌合唱、関新委員長の団結ガンバロー三唱で第49回定期大会は大成功のうちに終了した。
出された主な意見
▽ミライの車両サービス。技術革新によって保守体制の転換をするというが無理だと思う。運転室の全面強化、トイレのセンサー故障による汚物の逆流、誰かが犠牲にならないと今のJRはやらない。検修分科からも声を上げていきたい。
▽気動車の検査は特殊なところがある。派出の要員確保に早めの対応を。
▽台風15号の影響で久留里―亀山間が不通になっているが、代行バスが1時間おきに出ている。なにか魂胆があるのではないか。南線のワンマン化、異常時に乗客の避難誘導など一人で何ができるのか。守る会と一緒になって闘う。
▽貨物の一番の問題は本線運転士の高齢者対策。シニアの基本給の地域間格差が酷すぎる。
▽習志野では、要員問題が深刻。三鷹の入出区訓練など、超々大型ロングラン行路化の懸念がある。
▽エルダーで残る2年半、本気の本気になって、職場代表選の勝利を活かし全力で組織拡大をかちとっていきたい。
▽ジョブローテーション、ワンマン化と闘う最大の武器が「反合・運転保安闘争路線」。組織拡大で若者世代の不安を一緒になって解決していきたい。
▽台風15号で運輸区が停電。冷房が効かない休養室で2泊するなど休養がとれず、出退勤も含め会社の対応は大問題。
▽出向裁判「戻るんだ」という意識をもってやろう。組織拡大、高齢化が進むなかで全組合員が躍起になってやるべき。
▽エルダー・シニアの組合員と本体の組合員がこれから逆転する。団交での追及などエルダー協議会の取組を強化したい。