第83回定期委員会が2月21日(日)DC会館において開催される。
本定期委員会は、3月ダイ改―ワンマン運転拡大、分割・民営化型大合理化攻撃、ジョブローテーション、業務外注化など激しさをます攻撃に対し、またCTSの労働条件確立、21春闘、1047名解雇撤回闘争など、闘いの方針と闘争態勢を確立するきわめて重要な委員会となる。全支部から全力での結集を訴えるものである。
地域とともにワンマン運転阻止へ!「内房線の会」活発に運動展開
とりわけ、この3月ダイ改で内房線、外房線、鹿島線へワンマン運転が拡大されようとしていることに沿線住民から大きな懸念や不安が拡がっている。運転士一人で事故や遅れが発生したとき対応できるのかの声も上がっている。駅の無人化で駅員もいなくなる中、車掌もなくすワンマン化は「障害者」への対応なども完全に放置されている。地元にまともな説明も周知もなく、ワンマン運転を強行しようとするJRに対し、公共交通としての使命はないのかと怒りの声が高まっている。
「内房線と地域を守る会」は、昨年11月に「ワンマン運転問題を考える勉強会」を開き、そこで障害を持つ方々、また動労千葉の現役運転士からの切実な声を聞き、「ワンマン運転導入の中止を求める署名」にたちあがった。署名用紙を地元の市役所や商工会議所、各商店や喫茶店など各所に配置し、外房線の会とともに幅広く協力をよびかけている。また沿線自治体への陳情・請願行動(館山市は12月意見書を採択)、県知事選候補者らへの公開質問状やチラシの配布など、活発に運動を展開している。職場と地域ぐるみの闘いでなんとしてもワンマン運転阻止へ全力でたちあがろう。
職場から怒りの声を組織しよう
コロナ禍を利用したJRの大合理化攻撃は激しさを増している。2月1日運転士・車掌が駅へ大量に配転された。しかも片道切符だ。このジョブローテーションによる異動に職場では衝撃が走った。このまま黙っていたら、次は出向、転籍となっていくことは明らかだ。昨年「乗務員」「車掌」の職名をはぎ取ったのは、こうしたことの布石だったのだ。声を上げることこそが攻撃を止める唯一の道だ。
職場では問題が山積みだ。エルダーを希望地に再雇用せよ。業務の外注化反対、消毒・清掃業務強化のCTSにまともな賃金と労働条件を。貨物ベアゼロ回答打破、人事賃金制度撤廃。65歳~70歳まで働ける労働条件の確立を。
本定期委員会に結集し、渾身の力でストライキに立ち上がれる万全の闘争体制を確立しよう!
ワンマン運転反対の街宣にたちあがる 千葉駅前でワンマン運転反対の署名と街頭宣伝を行った。ワンマン導入は「障害者切り捨てにつながる」との訴えに多くの反響があった。(2月13日)