第69回定期委員会の成功をかちとろう
動労千葉は、6月30日、第69回定期委員会を開催する。6・9全国集会は、1800名を、結集し大成功を勝ち取った。全国で外注化・非正規職化に反対す。る闘いが前進し、沖縄や福島など国鉄闘争と連帯して闘う報告がなされた。そして9月25日の鉄建公団訴訟の判決日と10・1外注化阻止へ向けた4ヶ月間の方針が確立された。全国の仲間とともに、10・1計画業務の外注化阻止、貨物の賃下げ攻撃粉砕、組織拡大へ前進しよう。第69回定期委員会で闘いの方針を決定しよう。
外注化阻止へ
昨年の10・1構内・検修業務の外注化は、何の正当性もない偽装請負そのものであり、ただただ労働者を分断し団結を破壊するための攻撃だった。だからCTSは36協定における是正勧告を受けるや3月1日に幕張運転事業所を廃止することまでおこなってきた。
そして、今年の10月1日の計画業務の外注化に向けてスト破り要員を生み出すために訓練までおこなおうとしてきたのだ。しかしこれは現場の怒りの声で中止になった。
また、CTSは検修への新採を12名も入れ、検修作業や構内運転の訓練をおこなおうとしている。これは今回の計画業務の外注化だけでなく、これから先、機能保全から機動班、倉庫業務と検修職場のすべてを外注化しようということに他ならない。
10・1計画業務の外注化阻止へ、全力で闘いに起ち上がろう。
強制出向無効確認訴訟とあわせて、あらゆる闘いをやりきり、外注化をやめさせよう。
また、久留里線のワンマン運転の強行においても、問題は何ひとつ解決していない、ワンマン運転反対の取り組みを強化し闘おう。
貨物賃下げ攻撃粉砕へ
貨物の賃下げ攻撃を全組合員の闘いで阻止しよう。貨物会社は、この4月にも提案し、5月からにも貨物労働者の賃金を引き下げようとしていた。われわれは、この貨物の賃下げ攻撃を全国の労働者に暴露するとともに、5月1日新宿メーデーとして貨物本社に対して抗議行動をおこなった。この闘いと全国の貨物労働者の怒りで賃下げ攻撃は止まっている。
しかし、貨物会社は期末手当の年間ベースを3ヶ月から2・5ヶ月へと抑えることを明らかにしている。
毎月の賃下げと期末手当の削減によって大幅な年収の切り下げをおこなおうとしているのだ。
貨物会社の赤字は労働者の責任ではない。貨物の人件費は発足当時から比べると4百数十億も削っているのに長期債務は1800億円と倍増している。
全ては国鉄分割・民営化から始まっている。そして、貨物の賃下げ攻撃は貨物の労働者だけの問題ではない、全ての労働者の問題なのだ。
賃下げ攻撃粉砕へ闘いの方針を決定しよう。
組織拡大をかちとろう
外注化や賃下げ攻撃だけでなく、三里塚でも沖縄でも、福島でも安倍政権による攻撃が全面的にかけられている。全国の闘いと連帯して闘いに起ち上がろう。
そしてこの闘いの中で組織拡大を何としてもかちとろう。外注化を止めるのも、賃下げ攻撃を止めるのも組織拡大にかかっている。組織拡大への全組合員の総決起をかちとり、組織拡大を実現しよう。定期委員会の成功をかちとろう。
第69回定期委員会
日時 6月30日(日)13時
場所 DC会館大ホール