08春闘勝利!1047名の解雇撤回!反合・運転保安確立!組織強化・拡大をかちとろう!
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第58回定期委員会が開催された
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第58回定期委員会を開催
2月24日、第58回定期委員会を開催し08春闘の闘う方針を決定した。ただちに全支部で闘争体制をつくりあげよう。
委員会は、君塚副委員長の「08春闘では、賃金、ライフサイクル、外注化問題と課題がある。08春闘をどう闘うか、徹底した討論で闘う方針を決定しよう」との開会あいさつで始まり、田中委員長が執行委員長あいさつで08春闘の課題といかに闘うかを提起した。 続いて、中村俊六郎御宿町議と動労千葉を支援する会の山本事務局長が来賓あいさつを行った。中村さんは、「『4者・4団体』は、認められない。1047名闘争勝利へ闘いぬく」と1047名闘争勝利への決意を明らかにした。
経過報告の後、08春闘へ向けた当面するとりくみを長田書記長が提起した。暫定予算、協約・協定締結承認が執行部から提案され質疑に入っていった。
出された主な意見
・銚子では市長と基地廃止問題について懇談を持った。勝浦、館山の廃止と銚子運転区の廃止問題について質問し、今回のダイ改で△3になることを伝えた。市長は全面的に協力すると答弁をしている。
・ライフサイクル問題で平成採は、二つに割れている。われわれの労働者としてのあり方を見せてやっていきたい。ライフサイクルは、始まる前につぶさなければならない。滝君の発令の時にどう対処するのか。
・指令の支持でただちに止まれという指令があり、セクションに入って止まって、片パンで通過することがあった。何でも指令の支持で止まるようなことはおかしくはないか。・4月から「エルダー社員制度」が始まるが出向に行っている人や出向先が無くなるような場合はどうなるのか。
・貨物は、要員が足りない状況で明けが何時間も遅れた時に要員が送れない。また、内勤などに要員がいなくなり他のクラから来ている。組合員が病気になってもおりる所がない。辞めざるを得ない状況になる。若い乗務員を千葉にとらないといけない。
・車技分科は先日定期委員会を開催した。その中で業務上の色々な問題点が出された。職場抵抗闘争を軸に闘っていきたい。
・昨年の11月労働者集会は、労働者への攻撃に対する反撃の闘いとして闘われたと思う。ライフサイクル問題で学習会などを開いていきたい。
・強制配転者の原職復帰を勝ちとるためにも08春闘を闘おう。
などの意見が出され、執行部から答弁がされた。08春闘への当面する取り組みと暫定予算は、満場の拍手で承認された。
その後委員会宣言の提起、君塚副委員長の閉会あいさつ、委員長の団結ガンバローで終了した。
08春闘勝利へ全力で決起しよう。全支部でただちに闘争体制をつくりあげよう。
田中委員長あいさつ
08春闘に対するわれわれの構えについて提起したい。第一は、貧困と格差に反撃する春闘だということです。財界は、「労使は運命共同体」などと言って、さらに賃下げをしようとしている。第二は、不況に突入する中での春闘だということです。サブプライム不況、原材料の高騰、インフレ不況の中での春闘になる。第三に戦争反対の春闘ということです。改憲国民投票法も成立しています。勝浦の漁船事故もそうです。軍隊は絶対国民を護らない。労働組合が時代の最前線に登場する時代が来ています。北海道教組はストライキに起ちあがっています。
JRをめぐる情勢では、今年が最大の転換点の年となります。あらゆる矛盾が噴き出す。安全問題であり、貨物の欠員問題であり、革マル結託体制の崩壊が進むことです。革マル切り捨ては決定的な所まで進むでしょう。国労は「流れ解散モード」になっている。組織拡大が出来れば決定的なチャンスがくる。
1047名闘争は、民主党に「白紙委任」して、ただただ闘争を終結させようとしている。1047名闘争は、絶対つぶしてはいけない。ライフサイクルは、平成採だけでなく乗務員全体に関わる問題です。賃下げ攻撃が始まるということです。千葉でも外注化が始まりました。千葉支社のあり方も激変しようとしています。東京から70?80キロ圏を東京スルーにすると支社長は言っています。
われわれは、20年間の闘いに勝利しました。そして全組合員全力で組織拡大に総決起するということです。来年の30周年を組織拡大して迎えたいと思います。