着実な前進を基礎に新たな歩みへ
第32回動労千葉OB会総会開催
5月19日、第32回動労千葉OB会総会がDC会館において開催され、支部、家族会も含め40名を越える盛況な総会となった。
座長の錦織さん(銚子支部出身)の開会あいさつで始まり、永田会長は「今の矢継ぎ早なJRの攻撃に対して、鉄道を守るためにも動労千葉が闘う必要がある。動労千葉に入って闘おうと訴えていくためにOBもぜひ協力をお願いしたい。」と挨拶で訴えた。
本部から田中委員長が「組合結成40周年を盛大に開催し、新たな一歩を踏み出すことができた。3月ダイ改以降、朝夕は運転士でない者が運転し、また今、運転士、車掌の職名をなくすという提案がされ、これから一般採用も現場の仕事はJRは採用しないという。
政府は今、70歳まで働かせる方針を閣議決定した。年金も出ず、働かざるを得なくなっていく。改憲攻撃も激しくなっている。労働組合が本当に闘わなければならないときだ」と訴えた。
布施事務長より「総会、懇談会を軸に動労千葉の各集会や内・外房切り捨て反対の取り組みなどOB会も積極的にとりくみ、会費徴収も当初目標を達成するなど着実な前進をかちとってきた。動労千葉の闘いは高齢者・弱者切り捨てを許さない闘いでもある。これからも共に活動していこう」と方針案が提起された。君塚事務次長より予算案が提案され、全員の一致で一年間の方針・予算が採択された。
役員らと参加した山田家族会会長、新役員となった山口さん(千葉転支部出身)から挨拶を受けた後、林さんの乾杯の音頭で第二部の懇親会に入り、大いに盛り上がった。
内房線と地域を守る会 第3回総会開かれる
「内房線と地域を守る会」は5月19日、館山市の南総文化ホールで第3回総会を開催し、会員の地域住民、組合員、OBなど70名が参加し、JR東日本に対し、運行ダイヤの増強など具体的な改善を求める活動方針を決定した。
来賓として外房線と地域を守る会、館山商工会議所青年部、青木愛参議院議員がかけつけた。
2018年度の活動では、館山地域を中心とした高校生アンケート、外房線と地域を守る会との共同で国交省やJR千葉支社への要望書や署名の提出を行い、さらに久留里線や内房線・外房線に実際に乗車して実態調査や交流を行うなど、地域に根ざした活動を行ってきた。
その中で、県立安房拓心高校の生徒アンケートにふまえ、高校最寄りの南三原駅での定期券に対応した券売機の交換や駅員配置時間の変更を実現するなど、大きな成果を上げてきた。
一方、JR東日本は2020年度からワンマン運転の拡大を表明している。総会では、2019年度活動方針として、「JRに対する要請行動を行うとともに、定期的に協議を行う場をもうけるよう働きかけを行う」「ワンマン運転導入拡大の反対」「館山から千葉の直通列車の増発要求」「会員拡大」などの具体的取り組みを決定した。