第32回定期大会第2日目報告

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第32回定期大会2日目報告

三大闘争方針を確立

今秋の闘いへ総決起しよう!

 大会二日目は、2003年度予算案の提起から始まり、議事に入っていった。

出されたおもな意見は、

◎ 車両技術分科から、メンテ近代化は、車両検修の大合理化、習志野電車区廃止を阻止する。会社は、工場と区所の一元化をしようとしており、通勤できない配転も考えられる。メンテナンス第3期計画を阻止するために闘争方針、戦術を。
◎ 三大方針を支持する。苦しい攻撃の中団結を固めて闘い抜きたい。乗務員分科は、ニューフロンティア21、ニューチャレンジ21を阻止する。仕業別実態調査を行い、進行の指示運転に対してもやっていきたい。11月4日に第26回定期委員会を開催するので取り組みをお願いする。
◎ 運転保安について、会社は指令を拡大解釈しておかしな指令が行われている。
◎ 地域の共闘を新小岩という争議組合が多いところで闘ってきた。10月2日、11・9へ向けて交流集会を行ってきた。
 貨物の基地廃止問題に対して仕業と新採をとるように。賃金の白紙的見直しに対して詳しい情報を。
◎ 強制配転者が駅でたらい回しになっている。団交の席でも会社は返す気があるのか。本部に突破口を開いてもらいたい。
◎ 東金線で枕木がおかれる事故が起きた。中央線でも線路の切り替えで今まで考えられない事故が起きている。団交で追求を。京葉電車区への車両の移管と共に武蔵野線の仕業増が言われている。また、指令の指示で何かに当たっても現場に行かなくていいという対応がされている。
◎ 千葉駅の架線が切れて、終電車がストップした。外注化によるものだ。乗客との対応が大変。女性社員が改札に配属されるようになったらどうしたらいいのか方向性を。
◎ 中央支部を2年前に解雇者と退職者で作ってきた。これから退職者が増える状況がある。各支部で中央支部への加入を勧めてもらいたい。
◎ 03春闘の期間の行動について、集会に動員するために
ストライキを設定したのではないか。ヒロシマ大行動は毎年参加するのでカンパでなくして。
◎ 制服が替わり、盛夏衣に
なったときに組合のネクタイはどうするのか、また、夏場はどうするのか。鴨川に転勤希望を出したことがないのに転勤になった。組織拡大の費用について考えてもらいたい。
◎ 習志野電車区廃止に反対する。さっそく職場集会を開く。また、組織拡大を全力で取り組みたい。
◎ 検修で2等級、3等級をなくす具体的な闘いを。
◎ 65歳定年制が言われているが高齢者対策を。
◎ 業務委託で遺失物の管理が東京の一部で委託になって、トラブルが起きている。
 勝浦、御宿の選挙は外房地域班ががんばった。
◎ 銚子地区労に入って闘っている。千葉県内では4地区労が残ってがんばっている。銚子では連合銚子に対峙している。
 衆議院選挙が予定されているが小選挙区で候補がいない。選挙になったときにはどうするのか。

等の活発な意見が出され、それぞれに対して執行部より答弁がされた。特別決議として「動労千葉国際連帯委員設立について」が提起され、拍手で確認された。そして、運動方針とスローガンが田中委員長の総括答弁と合わせて満場の拍手で確認された。
その後スト権批准投票が行われ全員の賛成で批准された。
新役員の選出に続いて委員ならびに各種委員の選出が行われた。大会宣言が外山執行委員によって発表され、全体の拍手で確認された。
 新旧役員のあいさつでは、今回の大会で退任する白井協販部長と山田特別執行委員、会計監査の花崎さんのあいさつと新執行委員になった関さんと特執になった秋葉さんのあいさつがされた。議長解任あいさつがおこなわれ、最後に君塚副委員長が「国際連帯、戦争と大失業との闘いを闘おう。われわれの闘いが世界から認められ、国内に闘いを広げるチャンスだ。三大闘争を闘おう」まとめ、最後に組合歌合唱、田中委員長の団結ガンバローで終了した。
 習志野電車区廃止を阻止しよう。11月労働者集会の成功をかちとろう。JR総連解体、組織拡大をかちとろう。

田中委員長総括答弁要旨

活発な意見をいただいた。中央線の線路切り替えでの輸送混乱は、運転保安の危機が最後の一線を踏み外していることを示した。また千葉支社でも、千葉運転区長の間違いを支社が開き直っている。湖北駅では出札の様子をテープに録っている。指令が現場を見なくても良いという指令を出している。ニューヨークの大停電の前夜の状況になって、安全は事実上崩壊している。労働組合として毅然とした対応をとらなければならない。
 行方千葉運転区長の問題、湖北駅の問題、指令の問題を本気になってやる。習志野廃止攻撃はただちに闘いになる。新しい運転保安の闘いをしていきたい。
 2等級、3等級の問題、強制配転者の問題も闘いのマンネリ化を反省して闘っていきたい。
 大会後習志野電車区廃止を阻止するために全力で闘っていく。会社側は希望調査を行うと言ってきたがこれを止めた。組織の存亡がかかった闘いだ。勝浦運転区廃止反対の闘いでは闘ったことによって異動を第一希望から第二希望に入れることができた。
第二の分割・民営化攻撃に基本的に勝っている。2年間外注化を阻止している。
来年は、賃金をめぐって重大な攻撃がかけられようとしている。貨物は定昇4号俸を削ることを03春闘で言ってきた。闘わなかったら生きられない状況になる。
 03春闘をめぐってのストの配置の意見では職場で組織拡大を出来るような配置としたい。組織拡大、一切の活路をここに、平成採を巻き込んで闘おう。この一年JRをめぐって何が起きるのか。JR総連革マルの組織分裂は行きつくところまで行きつき、国労は自己崩壊の道を進んでいる。
 小泉は、テロ特措法を延長し、有事法担当大臣を作って有事法制を一気に完成しようとしている。教育基本法、労働組合法にも手をつけようとしている。
 今回の選挙は戦争と改憲に突き進む戦後初の翼賛選挙になろうとしている。われわれの考えは投票だけでいいのかと言うことだ。大衆的に団結した姿を示すことがこの翼賛選挙への姿勢とする。そのために11・9労働者集会へ総結集しよう。連合・全労連の足下から動きは始まっている。全力で闘おう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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