JR千葉支社は、9月27日、「ニューフロンティア2008における今後の駅のあり方について」を提案してきた。
提案では、①駅業務委託の深度化、②駅業務への契約社員の導入、③びゅうプラザの廃止及び駅業務との統合、④サービスマネージャー等の拡充、⑤指定席券売機設置駅の拡充、⑥駅における安全確保を行うとしている。
駅業務委託の深度化では、乗降客2万人以下を対象に、浅草橋(西口) 、亀戸(東口)、市川塩浜、二俣新町、浜野、袖ヶ浦、巌根、物井、酒々井、布佐の10駅を委託し、管理▲3名、一般▲48名を削減するとしている。(表1)
駅業務への契約社員の導入では、35駅を対象にして、管理業務や運転取扱等を除く駅業務全般に、当初は東日本全体で400名規模、千葉支社としては来年4月及び10月の採用状況等を見て配置するとしている。(表2)
びゅうプラザ(VP)の廃止及び駅業務との統合では、千葉支社管内16箇所の内浅草橋は廃止し、その他15箇所は駅業務と統合するとしている。これに伴 い、出札窓口について、津田沼は2窓→3窓、千葉は2窓→3窓、新浦安1窓→2窓に増やし、営業時間を変更するとしている。また、船橋、千葉に配置されて いた事務担当も廃止し、▲3名としている。
さらに、西船橋、舞浜にサービスマネージャー(SM)等を新規配置し、千葉駅にはサービス担当の契約社員を増配置するとしている。(「等」には、契約社員を含むとしている)
指定席券売機は表3の駅に導入するとしている。
今回の駅業務の全面的は大合理化による要員削減は、管理▲8名、一般37名となるなど、大規模なものだ。実施は、2007年4月1日以降としている。
表2 契約社員導入駅 武蔵野線-新八柱 |
表3 指定券券売機導入駅 武蔵野線-新八柱 |
成田線-成田