11・1労働者集会報告 ③
私たちはストライキで闘う!
~全国から結集した国鉄労働者が次々と登壇~
■スト報告
幕張支部
山田護支部長
10月1~2日、検修構内運転業務外注化の撤回とすべての出向者、CTSプロパーの仲間を仕事と一緒にJRに取り戻すことを要求してストライキを貫徹しました。会社は出向期限の3年を過ぎたにもかかわらず出向を延長、他方で、一人の支部青年部員は出向を解除したがJRに戻っても構内運転の仕事はありません。泊まりから日勤に変えて賃金を下げ、生活まで破壊する攻撃です。絶対に許すことができません。今後も、外注化を止め、JRに関係する業務と労働者を直営、直接雇用に戻すために全力で闘います。
木更津支部
山中支部長
5月に8名の仲間がCTSより加入し、今日は2人の仲間が集会に参加しています。初めて私たちもCTSで働く仲間の労働条件が、本当に過酷であることが分かりました。久留里線のワンマン運転反対の闘い、内房線の特急列車廃止、削減反対闘争では地域を巻き込んだ闘いを展開し多くの共感を得ています。11月1日付で、さらに1人、CTSの仲間が動労千葉に加入してくれました。心強いことだと思います。
千葉運転区支部
高澤支部長
昨日、43年の歴史のある千葉運転区の廃止、千葉運輸区新設に反対してストに立ちました。この間、会社が行ってきた運輸区化は、かつての勝浦や館山運転区廃止に見られるように、動労千葉の拠点職場を廃止して強制配転で組合員をばらばらにする露骨な組織破壊攻撃だったからです。現在、駅の委託・外注化がすさまじい規模で行われています。特急削減・廃止、ローカル線切り捨ても露骨に行われています。われわれ乗務員の勤務も効率化が叫ばれ、きつくなることが予想されます。これからも全力で闘います。
動労水戸
石井真一委員長
動労水戸は、三年間の出向延長攻撃に対して断固として21名がストに立ちました。外注化は列車の安全、鉄道の安全を投げ捨てるものだと日々感じています。
また、駅の外注化とリンクして行われているライフサイクルの攻撃で、動労水戸に結集した會澤君を、今年暮れから来年にかけて駅に出そうという攻撃がきています。全力で粉砕します。昇進試験での差別も絶対に許すわけにはいきません。動労総連合を全国でもっと広げて全力で新自由主義を粉砕していこうと思います。
■争議団・闘争団
動労千葉争議団
中村仁執行委員
先日、動労水戸の方と一緒に物販でいわきに行きました。仮設にも行ってきました。帰ってきたら、そこから物販の注文がありました。本当に大変なときなのに。動労千葉が初めて彼らにつながることができました。動労水戸が被曝労働拒否で闘っている、そして福島の人たちが「原発事故をなかったことにしない」と闘っている。動労千葉も、解雇撤回、JR復帰までみなさんと一緒に物販で闘います。
国労小倉地区闘争団
羽廣憲さん
長きにわたる物心両面のご支援に、お礼申し上げます。この冬から国労原告団物販の幕を下ろす決断をしました。闘いをやめるということではなく、国鉄労働者としての誇りをかけて新たな領域へと飛躍するための決断です。私たちは動労総連合を全国に建設する闘いに着手します。原告団はさらなる団結、新たな団結を求めてこれからも先頭に立ってみなさんとともに闘いぬきます。
■動労総連合を全国へ
動労連帯高崎
漆原芳郎副委員長
9月12日にTTS(高崎鉄道サービス)籠原事業所と熊谷事業所でストに決起しました。TTSは、賃上げと要員要求に対して「時給870円で納得して応募してきているんだから、それでいいんだ。賃金は安くないんだ」「定時で仕事が終わっているから要員は足りている」という言い方です。ふざけんじゃねぇ!ってことです。TTSとJR本体の闘いを結びつけ闘います。
動労西日本
岡崎昭夫執行委員
私の職場=広島印刷事業所を来年7月で廃止する攻撃がかけられています。第二の分割・民営化攻撃で国鉄時代から引き継がれてきたものが一掃され、公共交通機関としての社会的な責任を投げ捨てようとしています。絶対反対を貫いて闘っていきます。
動労神奈川
中村幸夫委員長
今年2月、環境アクセスで非正規の青年労働者たちが資本の雇止め攻撃に対して労働者の誇りをかけて闘いに立ちあがりました。K組合員の雇止めに対してストで闘い、勝利し、職場の仲間の圧倒的な信頼を勝ち取りました。
動労神奈川・Kさん
二度の雇止め攻撃に、二度とも私は勝ちました! 6月に俺を雇止めにしようとした前所長は、それが私のほうにばれて、所長がどっかに飛ばされました。大勝利です。
動労神奈川・Tさん
私は1年3か月ほど働いていますが、いまだにパートです。身内などにJRの方がいると契約社員に早くなれるという差別的なことが起きております。私は何としてもはやく契約社員になりたいと思ってがんばっております。
動労総連合・新潟
星野文男委員長
7月30日、JR、関連会社、正規、非正規、全体を束ねる労働組合として動労総連合・新潟を結成しました。結成通知に驚き慌てた関連会社が、それまでの労働者に対するパワハラ支配をあっけなくひっこめて、パワハラと闘ってきた労働者は新しく動労総連合・新潟に加盟をしました。非正規職撤廃、外注化粉砕が、労働者のうねりのような怒りになって広がっています。
動労福島
橋本光一委員長
9月10日に動労福島を結成しました。安倍の戦争政治とJRの外注化・総非正規化、福島における被曝労働拒否をストライキで闘うために作った組合です。
新聞報道をご覧になった方もいると思いますがJR東日本はいま、この動労福島にありとあらゆる攻撃を仕掛けてきています。職場の仲間、組合の仲間、それから動労千葉・動労総連合の仲間、すべての労働者の仲間ともに、本当に不当な攻撃を蹴散らして、この動労福島を強化し、拡大していきたいと思っています。
■決意表明
動労千葉
北嶋青年部長
昨日は千葉運転区前の抗議行動に結集していただき、ありがとうございました。残念で悔しいですけれど、本日から千葉運輸区が発足するということで、車掌を丸ごとオルグし組織していく決意でいます。これだけの仲間が世界にもいるんだということを、若い人たちにもっともっとアピールしていきたいと思っています。
京葉支部
K君
労働者の力はとてつもないものです。資本家なんかふっ飛ばしちゃえばいいんです。みんなの力で平和をかちとる、みんなの力で労働者の権利をかちとる、労働者の誇りを取り戻す。そのために私は労働運動に命をささげます。それを皆さんの前で誓います。
動労水戸
照沼さん
JRがやってきている外注化、職場と仕事を奪う攻撃は絶対に許せません。闘って粉砕するしかないと思っています。
JR東日本は一方で、常磐線の竜田延伸で人がいないところに電車を走らせ、他方で、地方自治体から熱い、強い希望がある東北の津波で被災した路線は復興させない。人が住めないような、乗客・乗員に被曝を強いるようなところに帰らせる。こんなことは絶対に許せません。被曝労働阻止の闘いを続け、もっともっと大きくしなければ、この攻撃を粉砕することはできないと思っています。皆さんの動労水戸支援共闘への加盟をお願いして、発言に代えさせていただきます。