千葉支社
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 別図-対応体制のイメージ 
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| 写真① | 
| 写真② | 
検査は会社負担、治療は個人負担で対応
 千葉支社からの提案の概要は以下のとおり。
1 検査対象
  現在、運転操縦を担当している者。(本線・構内)
2 検査の流れ(別図参照)
 ①運転操縦を担当している者を対象にパルスオキシメーター(写真①)による簡易検査を 実施する。(問診票を含む)
         ※各自パルスオキシメータを持ち帰り、睡眠時に指に装着して検査を実施する。
        ②簡易検査の結果SASの疑いがある場合、精密検査を実施する。
        ※千葉市内(予定)の医療機関で睡眠ポリグラフィーにより、睡眠中の無呼吸又は低呼吸回数を測定する。(検査入院1泊2日)
        ③精密検査の結果、SASと診断された場合、乗務を制限し、治療を行う。
        ※治療方法は、生活習慣の改善を行うとともに、内科的治療(CPAP療法-写真②)等で行う。
3 勤務及び検査費用(別表参照)
 ①簡易検査 会社がパルスオキシメータを購入し各自に貸与。
        ②精密検査 問診、検査、結果説明時は出張とし、会社負担。
        ③治療 個人負担
4 検査の頻度
 ①3年に1回及び必要の都度。
        ②自己申告による取り扱いは従来どおり。
治療中は日勤勤務100%改善できる
5 精密検査の結果SASと診断された場合の取り扱い
 ①SASと診断された場合、乗務制限を行う。
        ②乗務制限中の勤務扱いは日勤とし、指導等の補助的な作業を行うことを考えている。
        ③休日については、明示された内容で取り扱う。
        との考え方を示してきた。
         一方、SASの検査に関する他機関での状況について、対象者の約10%が精密検査の実施対象となり、その内約半数(全体の5%)が治療を行ったとの報告が出されているとの説明が行われた。
         また、SASと診断された場合でも、医療機関で治療を行えばほぼ100%改善され、再度運転操縦に復帰できること、この間も自己申告により治療を行った者も復帰しており、治る病気であるとの説明を行ってきた。
         今回の提案に対して組合側は、運転士の需給が厳しい中で仮に乗務制限・治療が発生した場合、年休の取得や勤務繰配で大きな問題がでることから、検査期間については余裕をもって行うことを要求し、千葉支社も認識は同じであることを確認した。
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 別表-勤務及び検査費用 
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 検査 種別 
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 勤 務 
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 検査費用 
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| 簡易検査 | 自分の時間 | 会社負担(器具) | |
| 精密検査 | 受診(問診) | 労働時間(出張) | 会社負担 | 
| 検査当日 | 労働時間(出張) | 会社負担 | |
| 受診(結果説明) | 労働時間(出張) | 会社負担 | |
| 治 療 | 自分の時間 | 個人負担 | |

  
  
  
  