〝闘う労働運動の新たな潮流を〟全国労組交流センターは、1989年の総評解散―連合結成という日本労働運動の歴史的転換を前にして、当時の中野洋動労千葉委員長と元中立労連議長の佐藤芳夫さんの呼びかけで「反連合・反全労連」「自力・自闘・連帯」の旗を掲げて闘いを開始しました。今年で結成32周年を迎えます。
2月6~7日、千葉市内において全国労働組合交流センター第28回定期全国総会が開催され、歴史的・感動的な大成功をかちとりました。
共同代表に関生支部・港合同・動労千葉
「百年に一度」と言われる時代の大転換にあたって、私たちも新たな組織体制を構築し、変革の一歩を踏み出します。昨年の11・1全国労働者総決起集会において「『闘う労働運動の全国ネットワーク』をこれから1年間の闘いで具体的な形にしよう」という提起がなされました。全国労組交流センターはこの訴えの先頭に立って全力で闘う決意です~総会議案書から。
その決意の現れとして、総会では共同代表運営委員に、関西地区生コン支部・武谷新吾書記次長、港合同昌一金属支部・木下浩平委員長、動労千葉・田中康宏顧問が選出されました。3労組が軸となって生れ変る交流センターが新たな出発を開始しました。
展望と希望あふれる職場報告
「職場闘争の実践で仲間を獲得する」「私たちが変われば、労働運動が変わる」「自分が真剣かどうか」・・職場から階級的労働運動を作り上げる日々の苦闘、日々の実践から確信に満ちた、展望と希望あふれる各産別・各職場からの闘いの報告は、感動・感涙の圧巻でした。
総会での討論は、あらためて報告集が発行される予定です。
月刊労働運動を闘いの武器に
交流センターの機関誌である「月刊労働運動」は、国鉄闘争はもちろん、関生弾圧との闘い、ストライキをはじめとした職場闘争報告、医療・教育・自治体・交運・合同労組・各産別での取組み、労働法の学習講座など、動労千葉の闘いの前進、組織拡大のために参考になることがいっぱいです。
2月号では、巻頭言に中村書記次長が登場しています。職場集会や執行委員会での学習など、役員・活動家を先頭に「月刊労働運動」を共につくる立場から闘いの武器として活用しよう。
2月21日(日)13時からDC会館
議題
(1)第50回定期大会以降の取り組みの総括について
(2) 21春闘及び3月ダイ改|ワンマン運転拡大阻止ー分割民営化型の大合理化粉砕を中心とした当面する取り組みについて
(3) その他