不当解雇から28年
2・15国鉄集会へ
2015年2月15日(日)午後6時(開場5時半)
すみだ産業会館8階サンライズホール(JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
よびかけ 国鉄闘争全国運動
国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から28年を迎える。
国鉄1047名解雇撤回闘争は、2010年の4 ・ 9政治和解をこえて闘いを継続し、動労千葉鉄建公団訴訟において不当労働行為を明確に認めさせた。
さらに高裁判決から1年3カ月、最高裁は年末に反動判決を下ろすことができなかった。
なぜできなかったのか。国鉄分割・民営化はやはり労働組合をつぶすために仕組んだ国家的不当労働行為だった。28年かけて暴き出したこの真実を前に最高裁も立ち止まっている。
昨年、解雇撤回の最高裁判決を求める署名は8万4千筆を超え、自治体労組や教組など全国各地で草の根的に署名運動が展開され、それが全国34ヵ所の国鉄集会へと発展した。国鉄闘争を労働運動再生への不可欠の課題として甦らせることができたのだ。
今、日本の労働者にとって一番の問題は労働運動の再生だ。安倍政権の戦争と民営化の政治と対決する労働運動が求められている。
解雇撤回・JR復帰の最高裁判決をかちとる10万筆署名の達成と、全国の職場生産点からの民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いをつくり出すことを訴え、2・15労働者集会の大成功を勝ちとろう。
全国各地でも国鉄集会
2月15日には、札幌、福岡、岡山、郡山、新潟、名古屋、金沢で、2月16日には大阪で集会が開催される。
1月27日、銚子支部は、銚子駅前や駅前商店街で特急列車廃止・削減反対のチラシ配り行動を、動労千葉を支援する会の仲間と共に行った。
駅前でチラシ配り |
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3月ダイ改―特急廃止・削減反対!
1・27 銚子行動
駅前で乗客を待つタクシー乗務員にビラを渡すと、「これ以上特急が削減され乗客が減ったら俺たちは食べていけなくなる」と怒りをあらわにし、商店街では「私たちはどうやって生きていけばいいの」と議論になり、チラシを手渡したところ掲示板やガラスに貼りだしてくれるなど大きな反響だった。
鉄道は、通勤・通学など人々の生活を支える重要な社会的インフラだ。地方は人口減や財政危機で学校・公立病院・水道などはすでに限界ギリギリだ。また銚子も南房総と並ぶ観光地で、特急列車廃止・削減はもろに直撃する。とりわけ銚子市は富津市と並んで財政破綻が問題になっており、市民病院の存続を巡って廃止反対の大運動が起きている。今回のローカル線切り捨ては最後の一撃を打ち下ろすような意味をもっている。
沿線自治体が反対表明
すでに館山市につづいて、銚子市、香取市、成田市、神崎町、東庄町、旭市、匝瑳市、鹿嶋市、潮来市など沿線自治体から次々と反対の声が一斉に上がっている。
地方ローカル線切り捨て攻撃に対しては地域の総反乱をつくりだそう。3月ダイ改に向けて全力で闘争体制を確立しよう!