特急列車廃止・削減-地域切り捨て絶対反対!労働強化粉砕!
3月ダイ改合理化粉砕へ、
ストライキに起ちあがろう!
特急列車削減に伴う大幅な行路変更と、運転士への労働強化を許すな!
3月ダイ改に関する団体交渉は、2月27日の基本要求から始まり、3月6日までに運転各区の団体交渉が行われ、この中で特急列車の削減や駅業務外注化の問題、大量退職に伴う定年延長と職場の確保の問題、運転士の高齢者交番の問題等々、あらゆる問題についてJR千葉支社を徹底的に追及してきた。
一方、今回のダイ改では、特急列車が千葉支社管内で29本も削減された関係で行路が大幅に変更され、そのために各区で長時間・ロングランの大型行路や12時を過ぎる泊行路が増えるなど、運転士への労働強化をもたらすものとなっている。
特急列車削減による地域切り捨てと乗務員への労働強化を許すな!3月ダイ改にストライキで起ち上がろう!
行路・交番の主な問題点は次のとおりだ。
大型S字行路と12時過ぎの明けー労働条件確立へ!
【習志野運輸区】
習志野運輸区の場合、今回、行路が大きく変更になった、3行路は、千葉回しの三鷹折り返しになるなど、S字大型行路の典型だ。また、25行路(習志野泊)のように、三鷹回しで津田沼に戻る直前の西船橋でまた三鷹に戻る行路になっている。元々、東京の行路を無理に入れたためにこんな行路になったということだ。一方、13行路で時短(6時間)行路を導入したが、最大の課題である高齢者交番等の設定も行うべきだ。
【蘇我運輸区】
蘇我運輸区の場合、休日320行路(大網泊)は、東京到着後、約1時間の休憩があるが、その後は18時~23時30分まで京葉線経由で東金線を4往復―5時間半も乗りっぱなしになる超大型行路だ。会社は、「成東で26分休める」というが、徒歩時間を除けば10数分しかない状況だ。
また、323行路(京葉泊)は、甲行路と乙行路が全く同じ行路であり、乙行路の軽減は待ったなしの問題だ。
【銚子運輸区】
銚子運輸区の場合、交番順序が最大の問題になっている。交番表2段目では、8行路―1行路、7行路、19行路、明け、となっている。8~1行路はユニットで、7行路(日勤)をはさんで泊行路だ。通常はユニット~泊になっている。これは、他区でも同様だ。ユニット後に7時32分出勤の7行路など入れたら早出が続くことになり、労働強化そのものだ。銚子支部は、7行路は19行路の後に付ける要求を出して追及した。
また、明けが12時を過ぎる行路がふたつも発生した。千葉支社全体では16行路だ。
ロングラン、長時間拘束、早朝出勤の連続、12時を過ぎる明け等々。運転士への労働強化を許すな。ストに起ち上がろう!