滝君を習志野運輸区に取り戻すぞ!
津田沼支部第37回定期大会開催(12/21)
津田沼支部第37回定期大会が12月21日、DC会館において開催された。大会は議長に嶌田君を選出し、議事が進められた。
冒頭、相馬支部長は「一年間の闘いの中で基地統廃合と外注化が強行され、津田沼支部も外注化で3名の組合員が強制出向させられた。絶対に許せない。今後闘いを継続して外注化を粉砕しよう。来年2月には、ライフサイクルで出された滝君が3年を迎える。絶対、滝君を習志野運輸区に取り戻そう。そして、彼と共に平成採に訴えかけて組織拡大に全力で取り組んでいきたい」と決意を込めてあいさつを行った。
その後、執行部から運動方針が提起され、質疑が行われた。
【主な質疑】
・駅では要員不足で休みがとれない。
・運転士がだぶついているが、今後数年退職者が出ないなか、どうなるのか。
・NTTの雇用延長制度で若年層への賃下げが行われるというが、具体的にはどういう制度なのか、JRも無関係ではない。
・構内運転士の訓練センターでの訓練はどうするのか。
・出向期間終了後に戻る場所を確保していないのは違法だ。
・CTSでプロバーを採用して要員を作ったら出向から戻すのが当たり前だが、その点を明確にいわないのはおかしい。
答弁のあと、方針案が承認され、役員を選出し、新たな闘いの決意がかちとられた。
08年11・10家宅捜索国賠公判(12/19)
警視庁公安1課・池安証人を徹底的に追及
「組織的犯行や客観的証拠・裏付 けはない」と証言
12月19日、東京地裁530号法廷において、「08年家宅捜索国家賠償請求事件」に関して、警視庁公安1課・池安証人に対する尋問が行われた。
本件は、警視庁公安1課が、08年7月4日と11月10日の2回にわたり動労千葉への不当な家宅捜索を行ったことに対して、国家賠償法に基づき損害賠償を求めている裁判だ。前回公判(10月15日)では、08年7月の家宅捜索時に責任者であった警視庁公安1課・川島勇二証人に対する証人尋問が行われた。
今回は、08年11月10日の家宅捜索時に責任者であった池安成吾証人に対する尋問が行われた。08年11月10日の家宅捜索は、同年11月2日に行われた全国労働者総決起集会後のデモ行進において、機動隊との間で偶発的に発生したトラブルで労働者1名が逮捕されたことを理由にして、動労千葉などが組織的に公務執行妨害を行ったなどと勝手に決めつけて家宅捜索を行ったというものだ。
組合側尋問において池安証人は、集会後のデモ行進で逮捕された労働者について、組織的犯行を裏付ける「根拠はない」こと、動労千葉に対する家宅捜索においても、組織的犯行に関する指示や文書などの「客観的証拠や裏付けはない」と証言せざるをえないなど、本件家宅捜索が全くのでっち上げであり、動労千葉に対する組織破壊攻撃以外の何ものでもないことが鮮明になった。
国家権力による労働組合への弾圧を絶対に許さず、闘う労働運動の復権をめざして、団結して闘いぬこう。
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