津田沼支部第45回定期大会(12・12)
断固闘う体制の確立を
津田沼支部は12月12日、DC会館にて第45回支部大会を開催した。議長に渡辺君を選出して議事が進められた。
相馬支部長は「JR・CTS・JESSに支部組合員が在籍しているが、本部大会以降2度の職場集会を開催し、様々な職場の問題点を共有し、本部と連携して団交等で取り組んでいます。コロナ禍に便乗した分割・民営化型の大攻撃が始まっています。CTS津田沼事業所でもつり革消毒や窓閉め作業の増加による『業務量増=要員増無し』が強制されている。この攻撃を真正面から見据えて、断固闘う体制を確立しよう」と提起した。
来賓として川崎書記長より、この間の情勢などが報告された。執行部から経過報告・会計報告、運動方針案・予算案が提起され、その後質疑応答が行われた。
▼来年3月のダイヤ改正で最終電車の時間が繰り上げと言われているが具体的な時間等教えて欲しい。
▼コロナ禍でJRは収入が減ったから夏冬一時金カット? 内部留保や株主への配当金は300億円配当? 納得がいかない!
▼清掃作業で4月から窓閉め作業が増えて夜間は1名増になった。10月からつり革消毒が増えたが要員は増えない。作業が強制されている。体調を崩して休んでいる人も出ている。早急な対応をして頂きたい。
▼習志野運輸区内が暗くて通路も狭く作業に支障がある。
▼コロナ感染症等で危険と思われる仕事には危険手当・嘔吐・排便等の処理には嘔吐手当を出して欲しい。
▼運輸区構内は過去に列車脱線等が発生しているにも拘わらず未だ保安装置が設置されていない。重大事故を回避する観点からATS―PまたはATSーSNの設置をすること。JRが構内に保安装置は必要ないと言っているのは本末転倒だ!
新たに任命された岩瀬新書記長から挨拶が行われ、団結ガンバローで大会は成功裡に終了した。
三里塚請求異議裁判 控訴棄却の不当判決弾劾!
「天神峰の畑を耕してく決意は変わらない
12月17日、東京高裁第4民事部で行われた請求異議裁判控訴審の判決で、菅野裁判長は控訴棄却・執行停止取り消しの反動判決を下した。弁護団は、直ちに上告して闘うことを明らかにした。
裁判長は、「二度と強制的手段は用いない」と空港会社が社会的に公約したことや、成田空港の破たん的現状を事実として認めながら、「将来は需要が回復し必要になるかも」と強制執行を縛るものではないと、空港会社の意向に忖度して判決を行ったのだ。
裁判には全国から150名が駆けつけ、正午からの東京高裁包囲デモ、午後2時からの判決傍聴、そして不当判決弾劾のシュプレヒコール、報告会、記者会見と意気高く闘いた。
市東さんは、「一審判決に輪をかけた不当判決でした。絶対に認めることができない。でもこれで負けたわけではない。耕作権裁判もある。天神峰でこれからも畑を耕していくという気持ちは変わらない。みなさんのご支援をよろしくお願いします」と新たな闘いの決意を語った。