沖縄において急速に軍事要塞化とミサイル基地化が進められる中、「復帰」52年の沖縄闘争が5月18~20日にかけて闘われた。
動労千葉からは中村副委員長が参加した。
土砂搬入を阻止!
5月20日の辺野古基地建設に対する座り込み闘争では、資材搬入用ゲート前に400人以上が集まり、土砂搬入は完全に阻止されました。
ゲートの位置が当初から800㍍ほどずらされ、座り込み闘争のテントから遠ざけられていました。しかし、闘いは継続され、今回は集まった仲間を排除しようとすることもできませんでした。団結して闘い続けることの力が示された闘いになりました。
5月19日は、「復帰」52年5・15沖縄集会と国際通りでのデモが行われました。デモへの飛び入りがどんどん入ってきて、沿道と一体で闘うことができました。
5月18日には陸上自衛隊・勝連分屯地への申し入れとデモ行進が行われました。
勝連分屯地には今年3月にミサイル部隊が配備され、南西諸島を含むミサイル部隊の「司令塔」にされようとしています。沖縄本島に「敵艦を狙うミサイル部隊」が初めて配備されたのです。
このことに対する抗議のデモは、多くの地域住民が外に出てきて手を振ってくれるなど、熱い支持と共感を集めて成功しました。
その後、青年労働者交流集会も開催されました。
港合同への選別解雇・組合つぶしを許さない
この闘いには、民事再生を利用したは那須電機鉄工の選別解雇・組合つぶしの攻撃と闘う港合同・昌一金属支部の当該2人が参加し、全行程を意気軒昂と闘いました。集会発言では、組合事務所を守って闘う木下委員長に代わって沖縄闘争に参加していること、解雇を撤回して勝利するまで闘う熱い決意が語られ、デモでは力強くコールを行いました。
全国の仲間も昌一金属支部の仲間の思いと決意をともにすることができました。また、8・6ヒロシマ弾圧で沖縄闘争に参加できなかった5人の仲間をただちに奪還し、再びともに闘おうと誓いあいました。
沖縄の怒りと連帯し、本土での闘いの発展と11月集会への大結集をかちとろう。