易動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話 〔(鉄電) 千葉 2935·2939番 {(公) 043(222)7207番 1997.11.6 No. 4687
10年ぶりの大暴落を演じた。日本も構造改革が進まず、株価大暴落。 香港株が暴落し、世界マネーはアメリカに還流。その米国株価も
世界株価「大暴落」の始まい 特集 不良債権問題は根深い。経営不安の金融機関に早期是正と市場の洗礼が追い打ちをかける 金融バブルの悲劇的結末は近い 六兆円が不良債券化するという
大きな歴史の転換点!
一不気味な予兆、景気悪化で金融破綻は再拡大か
11·9全力結集を
ゆるのりきり策を使ってここま
ブルに走り、
実態のない異常な投棄経済=バ
要創出を行い、金融緩和を行い、
し、財政政策による人為的な需 ック化政策で激しい火花を散ら
「新大東亜協栄圏」などのブロ
EC統合とか北米自由貿易協定、 失うなかで、国外市場に侵出し、 の奇跡」「世界の成長センター」 債券化し、そして崩壊。「世界
恐慌以降、成長の条件を完全に クをきっかけとした七四~五年
っと遡れば、第一次石油ショッ
前のブラックマンデー以降、も
戦後の資本主義体制は、十年 万策尽き果てて
の重大な転換点に立っている。 ら始まった。われわれは、時代 式暴落を発端とした世界恐慌か ューヨーク·ウォール街での株 第二次大戦も、一九二九年二
この危機に震えあがっている。 が発生。世界の支配者たちは今
ありとあら
は世界に走り、世界同時株暴落
ク株式市場が大暴落。この激震 火点として、ついにニューヨー そして、このアジア危機を発
ツは五〇%も急落した。
上も落ち込み、タイ通貨のバー イの株価はピーク時の七〇%以 アジアのバブルが崩壊た。タ
中村 稔· 田崎静夫記者) (原英次郎·木村秀哉·
銀行のアジア向け融資の約二割、 ブルの不良債券に加え、日本の ね返る。六〇兆円と言われるバ
この危機は何よりも日本には
た結果に他ならない。
めぐる激しい争闘戦に翻弄され と言われる円とドルのレートを
日本の侵略と、「日米通貨戦争」
機の震源地に転化した。それは、 と呼ばれたアジアはたちまち危
機関の不動産融資の四割が不良 がバブルをあおり、タイの金融 到し、日本の銀行の膨大な融資
ある。日本の企業がアシアに殺
易赤字の三分の二が対日赤字で
発端となったタイで言えば、貿 約四割かアジア向けだ。危機の としている。今や日本の輸出の
戦後最悪の大不況に突入しよう アジア経済の危機で、日本は
最悪の大不況へ
る過程に他ならない。
対立が戦争への衝動を駆りたて 壊の引き金さえ引きかねない。 激化させ、世界の経済·金融崩 の突入は、日米対立を決定的に
対立を生みだし、国家と国家の 造的な経済危機が国家と国家の
それは、どうにもならない構
ようとしているのだ。
て、その危機を一挙の噴出させ
できたが、ついに万策尽き果て
た国はない」「不平等がどこま 速かつ広範囲に不平等が拡大し
の二〇年間のアメリカほど、急 一のように報告されている。「こ しかも、アメリカの現状は次
発することになる。
牽引力を失い、危機は一挙に爆
世界の経済は最終的に統合力· =ドルの信任が失われたとき、
米のバブルが崩壊し、基軸通貨
連鎖」はアメリカも直撃する。
アジアー日本という「不況の
バブルに他ならない。
株価をおし上げている。まさに 資金が株式投機の主体となって
三千万世帯以上と言われる個人
しかも、銀行や企業に代わって、 好むと好まざるとにかかわらず
不合理な過熱」に他ならない。
れか今は八千ドルだ。まさに「 前の米株価は二千五百ドル。そ にとって「死の病」だ。 っている。これは資本主義社会
十年前のブラックマンデー直 本·過剰な生産力があふれかえ
ないカジノ経済に他ならない。 みつくしかない。まさに実体の
世界マネーはアメリカ株にしが
いるのが現実だ。行き場のない
流となって世界を駆けめぐって の実に百倍近いカネが巨大な奔 態は、実需取り引きに必要な額
本当か? 今、世界の経済の実
宣伝で満たされている。しかし
配材料はない」という意図的な
る評価は、「米経済は堅調で心 アメリカの株価大暴落に対す
米バブル崩壊へ
そして、日本経済の大不況へ
大倒産か始まる!
りをつけた。銀行や証券会社の
のだ。大蔵省は三洋証券に見切
集しよう。
ない。全力で十一·九集会に結 を守りぬくかぎり戦争などでき だ。労働運動が潰されず、闘い の勝負のときか来たということ
時代は大きく動き、労働運動 の脱皮を図ろうと焦っている。 圧殺して「戦争のできる国」へ 橋本行革を強行し、労働運動を
の通常国会に有事立法を上程し、 の体制がない日本は、来年一月 としている。戦争ができる国家
思惑をかて、戦争につき進もう を衝突させながら、それぞれの
ドラインだ。日米は激しく利害
戦争につき進む。それが新ガイ
出口を失った資本主義国家は·
世界には行き場のない過剰な資 きることのできない社会た。今
を蓄積し、拡大し続ける以外生
て労働者を搾取し、無限に資本
資本主義社会は、利潤を求め 十九集会へ
がアメリカの現実なのである。
(レスター·C·サロー)ーこれ
度も経験がなかったからだ。」
い。このようなことは過去に一 のであろうか。答は誰も知らな
下がれば民主主義が破たんする
で拡大し、実質賃金がどこまで
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話 〔(鉄電) 千葉 2935·2939番 {(公) 043(222)7207番 1997.11.6 No. 4687
10年ぶりの大暴落を演じた。日本も構造改革が進まず、株価大暴落。 香港株が暴落し、世界マネーはアメリカに還流。その米国株価も
世界株価「大暴落」の始まい 特集 不良債権問題は根深い。経営不安の金融機関に早期是正と市場の洗礼が追い打ちをかける 金融バブルの悲劇的結末は近い 六兆円が不良債券化するという
大きな歴史の転換点!
一不気味な予兆、景気悪化で金融破綻は再拡大か
11·9全力結集を
ゆるのりきり策を使ってここま
ブルに走り、
実態のない異常な投棄経済=バ
要創出を行い、金融緩和を行い、
し、財政政策による人為的な需 ック化政策で激しい火花を散ら
「新大東亜協栄圏」などのブロ
EC統合とか北米自由貿易協定、 失うなかで、国外市場に侵出し、 の奇跡」「世界の成長センター」 債券化し、そして崩壊。「世界
恐慌以降、成長の条件を完全に クをきっかけとした七四~五年
っと遡れば、第一次石油ショッ
前のブラックマンデー以降、も
戦後の資本主義体制は、十年 万策尽き果てて
の重大な転換点に立っている。 ら始まった。われわれは、時代 式暴落を発端とした世界恐慌か ューヨーク·ウォール街での株 第二次大戦も、一九二九年二
この危機に震えあがっている。 が発生。世界の支配者たちは今
ありとあら
は世界に走り、世界同時株暴落
ク株式市場が大暴落。この激震 火点として、ついにニューヨー そして、このアジア危機を発
ツは五〇%も急落した。
上も落ち込み、タイ通貨のバー イの株価はピーク時の七〇%以 アジアのバブルが崩壊た。タ
中村 稔· 田崎静夫記者) (原英次郎·木村秀哉·
銀行のアジア向け融資の約二割、 ブルの不良債券に加え、日本の ね返る。六〇兆円と言われるバ
この危機は何よりも日本には
た結果に他ならない。
めぐる激しい争闘戦に翻弄され と言われる円とドルのレートを
日本の侵略と、「日米通貨戦争」
機の震源地に転化した。それは、 と呼ばれたアジアはたちまち危
機関の不動産融資の四割が不良 がバブルをあおり、タイの金融 到し、日本の銀行の膨大な融資
ある。日本の企業がアシアに殺
易赤字の三分の二が対日赤字で
発端となったタイで言えば、貿 約四割かアジア向けだ。危機の としている。今や日本の輸出の
戦後最悪の大不況に突入しよう アジア経済の危機で、日本は
最悪の大不況へ
る過程に他ならない。
対立が戦争への衝動を駆りたて 壊の引き金さえ引きかねない。 激化させ、世界の経済·金融崩 の突入は、日米対立を決定的に
対立を生みだし、国家と国家の 造的な経済危機が国家と国家の
それは、どうにもならない構
ようとしているのだ。
て、その危機を一挙の噴出させ
できたが、ついに万策尽き果て
た国はない」「不平等がどこま 速かつ広範囲に不平等が拡大し
の二〇年間のアメリカほど、急 一のように報告されている。「こ しかも、アメリカの現状は次
発することになる。
牽引力を失い、危機は一挙に爆
世界の経済は最終的に統合力· =ドルの信任が失われたとき、
米のバブルが崩壊し、基軸通貨
連鎖」はアメリカも直撃する。
アジアー日本という「不況の
バブルに他ならない。
株価をおし上げている。まさに 資金が株式投機の主体となって
三千万世帯以上と言われる個人
しかも、銀行や企業に代わって、 好むと好まざるとにかかわらず
不合理な過熱」に他ならない。
れか今は八千ドルだ。まさに「 前の米株価は二千五百ドル。そ にとって「死の病」だ。 っている。これは資本主義社会
十年前のブラックマンデー直 本·過剰な生産力があふれかえ
ないカジノ経済に他ならない。 みつくしかない。まさに実体の
世界マネーはアメリカ株にしが
いるのが現実だ。行き場のない
流となって世界を駆けめぐって の実に百倍近いカネが巨大な奔 態は、実需取り引きに必要な額
本当か? 今、世界の経済の実
宣伝で満たされている。しかし
配材料はない」という意図的な
る評価は、「米経済は堅調で心 アメリカの株価大暴落に対す
米バブル崩壊へ
そして、日本経済の大不況へ
大倒産か始まる!
りをつけた。銀行や証券会社の
のだ。大蔵省は三洋証券に見切
集しよう。
ない。全力で十一·九集会に結 を守りぬくかぎり戦争などでき だ。労働運動が潰されず、闘い の勝負のときか来たということ
時代は大きく動き、労働運動 の脱皮を図ろうと焦っている。 圧殺して「戦争のできる国」へ 橋本行革を強行し、労働運動を
の通常国会に有事立法を上程し、 の体制がない日本は、来年一月 としている。戦争ができる国家
思惑をかて、戦争につき進もう を衝突させながら、それぞれの
ドラインだ。日米は激しく利害
戦争につき進む。それが新ガイ
出口を失った資本主義国家は·
世界には行き場のない過剰な資 きることのできない社会た。今
を蓄積し、拡大し続ける以外生
て労働者を搾取し、無限に資本
資本主義社会は、利潤を求め 十九集会へ
がアメリカの現実なのである。
(レスター·C·サロー)ーこれ
度も経験がなかったからだ。」
い。このようなことは過去に一 のであろうか。答は誰も知らな
下がれば民主主義が破たんする
で拡大し、実質賃金がどこまで
新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!