寻動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(DC会館) 電話{(鉄電) 千葉2935·2939番 (公) 043(222)7207番 FAX 043(224)7197番 2000.10.16 No. 5208
基本要求
(1) 検修·構内、設備関係の全面外注化提案を撤回し、鉄道業務のこれ以上の部外委託 託を中止すること。
(2) 高齢者の雇用の場の確保については、定年延長·雇用延長により対処するとともに 高齢者の労働条件の緩和を図ること。
(3) 深刻化する技術関係職場の技術断層の解消について、抜本的な対策を行うこと。
(4) 60歳以上の雇用について、組合所属による差別を直ちに中止すること。
【検修·構内関係の解明要求】
(1) 次の点を明らかにされたい。
1 検修、構内業務に従事している社員の各支社別の要員数及び年令構成。
2 現在、「委託可能とする業務」に従事している社員の支社別の概数。
3 従来型車両と新系列車両の区所別保有両数と今後の投入計画。
(2) 極端な右肩あがりとなっている年令構成の山がぬけた後も含め、検修職 場の将来構想をどのように考えているのか、具体的に明らかにされたい。
(3) 提案や「シニア雇用に関する協定」(案)では、業務委託拡大にあたって5 点の前提条件が記されているが、検修·構内業務の委託拡大とこれらの前 提条件との間にどのような関連性があると判断したのか、下記各項目につ いて具体的に明らかにされたい。
1 「安全の確保」と今次提案の関係について。
2 「健康確保と働きがいの創出」と今次提案の関係について。
3 「サービス水準の維持向上及び収入の確保」と今次提案の関係について。
4 「業務に必要な技術力水準の確保」と今次提案の関係について。
5 「『委託先となるグループ会社等と鉄道業務遂行上の関係』の明確化」と 今次提案の関係について。
(4) 1993年10月に提案された「構内入換業務等の部外委託について」提案と 今次提案の関係について、次の点を具体的に明らかにされたい。
1 1993年10月提案が実施できなかった理由は何だったのか。
2 委託する業務の範囲について、大幅な拡大·変更が行われているが、 どのような判断に基づくものか。
阻止に向けて申し入れ
検修 · 構内外注化 職場や保線·電力· 信通等設備 だ。JR東日本の提案は、検修 運転保安を危機に陥らせるもの 術力の維持·継承を途絶させ、 化攻撃である。
(5) 車両検修業務の委託について、次の点を具体的に明らかにされたい。
1 「従来型車両の交番検査業務」「車輪削正業務」「ATC·ATS特 性検査業務」「事故復旧に関する業務」「車両の消耗品取替え等」は、 それぞれどのような基準、根拠で委託可能と判断したのか。
2 前項の各業務について、委託する具体的範囲·内容はどのように考え ているのか。
3 従来型車両の交番検査業務について、「ユニット単位の委託を基本と する」とした理由。
4 交番検査業務について、社員と委託先社員が混在して作業を行う場合 の業務分担及び責任体制の考え方、作業指示の流れはどうなるのか。
5 事故復旧業務について、事故が発生した場合、復旧作業全体の指揮命 令のあり方と、委託会社に対する指示はどのような関係になるのか。
6 作業中に発生する判断の必要な作業や原因究明が必要となる作業につ いては、委託と直轄の具体的線引をどこに置くのか。 (裏面に続く)
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
対して申し入れを提出した。
と解明を求めて、JR東日本に 外注化提案に対して、その撤回 修·構内、設備関係の全面的な
10月13日、動労総連合は、検
しかも提案は、外注化した業 容認することのできない大合理 託するというものであり、到底 鉄道業務の外注化攻撃は、技 一職場の業務のほとんどを部外委
の部外委託の更なる深度化の着 然もり込まれた「鉄道事業業務
だ。「シニア制度」の協定案に突 職者に置きかえようというもの 務を超低賃金で「再雇用」した退
(6) 構内入換業務の委託について、次の点を具体的に明らかにされたい。
1 「入換業務」「誘導業務」「車両の解放·連結に伴う業務」「構内計 画業務」「その他構内に係わる業務」は、どのような基準、根拠で委託 可能と判断したのか。
2 前項の各業務について、委託する具体的範囲·内容はどのように考え ているのか。 1. 4. 1
3 入換業務について「作業ダイヤ単位での委託を基本とする」とした理由。
4 入換業務等について、社員と委託先社員が混在して作業を行う場合の 業務分担及び責任体制の考え方、作業指示の流れはどうなるのか。
自体が不当労働行為として運用
せない。しかも、「シニア協定」 るような卑劣な攻撃は絶対に許
否し、逆に大合理化の道具とす
60歳以降の雇用延長を一切拒
れたのである。
の大合理化攻撃として具体化さ 実な推進」という項目が、今回
5 輸送混乱時·異常時等において、急遽作業変更や勤務変更を行う必要 が起きた場合の指揮命令系統や業務指示のあり方はどのようになるのか。
·
(7) 構内入換業務と仕業検査業務は、この間融合化が進められてきた経緯か らいって、作業ダイヤの切り離しが行われなければ提案の内容は実施でき ないと思われるが、どのような手順で委託化を進めようと考えているのか、 具体的に明らかにされたい。
(8) 「適正な仕業検査周期を検討するための調査」について、調査結果の詳 細及び、仕業検査周期の延伸を今後どのように進めようと考えているのか 明らかにされたい。
(9) 提案では検修·構内業務の主要な部分がほとんど委託可能な業務とされ· ているが、技術断層の解消、技術力の維持·継承について、どのような対 策を考えているのか、具体的に明らかにされたい。
(10) 委託した検修·構内作業に起因し、事故·車両故障等が発生した場合の 対応方及び責任体制はどのようにとり決められるのか明らかにされたい。
(11) 委託会社社員の日常的な教育訓練や適性検査等はどのように行うのか 明らかにされたい。
【設備関係の解明要求】
(1) 次の点を明らかにされたい。
i
1 各系統別の要員削減数。
2 支社別の各技術センター、派出の配置数。
3 実施当初の系統別原職出向者数。
(2) 極端な右肩あがりとなっている年令構成の山がぬけた後も含め、設備部 門の将来構想についてどのように考えているのか、明らかにされたい。
(3) さらなる委託拡大や専門特化を行う必要性について、その根拠を明らか にされたい。
(4) 区の廃止に伴う緊急時の出動体制等がどのように確保されるのか明らか にされたい。
(5) 施行に関する技術力を協力会社に専門特化してしまった場合、作業の施 行管理、運転保安等に係わる確認はどのように保障されるのか。 また、施行に関する技術力の維持·継承について、どのように考えてい るのか明らかにされたい。
(6) 委託拡大に伴う触車事故等の対策について、どのように考えているのか 明らかにされたい。
(7) 線路巡回周期について、延伸しても安全性が確保される根拠を明らかに されたい。
ろう。
の力を結集して闘いに起ちあが 件緩和をかちとろう。全組合員 し、定年延長と高齢者の労働条 止しよう。「シニア協定」を打破 検修·構内の全面外注化を阻
対に許すことのできない攻撃だ。 されている。あらゆる意味で絶
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(DC会館) 電話{(鉄電) 千葉2935·2939番 (公) 043(222)7207番 FAX 043(224)7197番 2000.10.16 No. 5208
基本要求
(1) 検修·構内、設備関係の全面外注化提案を撤回し、鉄道業務のこれ以上の部外委託 託を中止すること。
(2) 高齢者の雇用の場の確保については、定年延長·雇用延長により対処するとともに 高齢者の労働条件の緩和を図ること。
(3) 深刻化する技術関係職場の技術断層の解消について、抜本的な対策を行うこと。
(4) 60歳以上の雇用について、組合所属による差別を直ちに中止すること。
【検修·構内関係の解明要求】
(1) 次の点を明らかにされたい。
1 検修、構内業務に従事している社員の各支社別の要員数及び年令構成。
2 現在、「委託可能とする業務」に従事している社員の支社別の概数。
3 従来型車両と新系列車両の区所別保有両数と今後の投入計画。
(2) 極端な右肩あがりとなっている年令構成の山がぬけた後も含め、検修職 場の将来構想をどのように考えているのか、具体的に明らかにされたい。
(3) 提案や「シニア雇用に関する協定」(案)では、業務委託拡大にあたって5 点の前提条件が記されているが、検修·構内業務の委託拡大とこれらの前 提条件との間にどのような関連性があると判断したのか、下記各項目につ いて具体的に明らかにされたい。
1 「安全の確保」と今次提案の関係について。
2 「健康確保と働きがいの創出」と今次提案の関係について。
3 「サービス水準の維持向上及び収入の確保」と今次提案の関係について。
4 「業務に必要な技術力水準の確保」と今次提案の関係について。
5 「『委託先となるグループ会社等と鉄道業務遂行上の関係』の明確化」と 今次提案の関係について。
(4) 1993年10月に提案された「構内入換業務等の部外委託について」提案と 今次提案の関係について、次の点を具体的に明らかにされたい。
1 1993年10月提案が実施できなかった理由は何だったのか。
2 委託する業務の範囲について、大幅な拡大·変更が行われているが、 どのような判断に基づくものか。
阻止に向けて申し入れ
検修 · 構内外注化 職場や保線·電力· 信通等設備 だ。JR東日本の提案は、検修 運転保安を危機に陥らせるもの 術力の維持·継承を途絶させ、 化攻撃である。
(5) 車両検修業務の委託について、次の点を具体的に明らかにされたい。
1 「従来型車両の交番検査業務」「車輪削正業務」「ATC·ATS特 性検査業務」「事故復旧に関する業務」「車両の消耗品取替え等」は、 それぞれどのような基準、根拠で委託可能と判断したのか。
2 前項の各業務について、委託する具体的範囲·内容はどのように考え ているのか。
3 従来型車両の交番検査業務について、「ユニット単位の委託を基本と する」とした理由。
4 交番検査業務について、社員と委託先社員が混在して作業を行う場合 の業務分担及び責任体制の考え方、作業指示の流れはどうなるのか。
5 事故復旧業務について、事故が発生した場合、復旧作業全体の指揮命 令のあり方と、委託会社に対する指示はどのような関係になるのか。
6 作業中に発生する判断の必要な作業や原因究明が必要となる作業につ いては、委託と直轄の具体的線引をどこに置くのか。 (裏面に続く)
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
対して申し入れを提出した。
と解明を求めて、JR東日本に 外注化提案に対して、その撤回 修·構内、設備関係の全面的な
10月13日、動労総連合は、検
しかも提案は、外注化した業 容認することのできない大合理 託するというものであり、到底 鉄道業務の外注化攻撃は、技 一職場の業務のほとんどを部外委
の部外委託の更なる深度化の着 然もり込まれた「鉄道事業業務
だ。「シニア制度」の協定案に突 職者に置きかえようというもの 務を超低賃金で「再雇用」した退
(6) 構内入換業務の委託について、次の点を具体的に明らかにされたい。
1 「入換業務」「誘導業務」「車両の解放·連結に伴う業務」「構内計 画業務」「その他構内に係わる業務」は、どのような基準、根拠で委託 可能と判断したのか。
2 前項の各業務について、委託する具体的範囲·内容はどのように考え ているのか。 1. 4. 1
3 入換業務について「作業ダイヤ単位での委託を基本とする」とした理由。
4 入換業務等について、社員と委託先社員が混在して作業を行う場合の 業務分担及び責任体制の考え方、作業指示の流れはどうなるのか。
自体が不当労働行為として運用
せない。しかも、「シニア協定」 るような卑劣な攻撃は絶対に許
否し、逆に大合理化の道具とす
60歳以降の雇用延長を一切拒
れたのである。
の大合理化攻撃として具体化さ 実な推進」という項目が、今回
5 輸送混乱時·異常時等において、急遽作業変更や勤務変更を行う必要 が起きた場合の指揮命令系統や業務指示のあり方はどのようになるのか。
·
(7) 構内入換業務と仕業検査業務は、この間融合化が進められてきた経緯か らいって、作業ダイヤの切り離しが行われなければ提案の内容は実施でき ないと思われるが、どのような手順で委託化を進めようと考えているのか、 具体的に明らかにされたい。
(8) 「適正な仕業検査周期を検討するための調査」について、調査結果の詳 細及び、仕業検査周期の延伸を今後どのように進めようと考えているのか 明らかにされたい。
(9) 提案では検修·構内業務の主要な部分がほとんど委託可能な業務とされ· ているが、技術断層の解消、技術力の維持·継承について、どのような対 策を考えているのか、具体的に明らかにされたい。
(10) 委託した検修·構内作業に起因し、事故·車両故障等が発生した場合の 対応方及び責任体制はどのようにとり決められるのか明らかにされたい。
(11) 委託会社社員の日常的な教育訓練や適性検査等はどのように行うのか 明らかにされたい。
【設備関係の解明要求】
(1) 次の点を明らかにされたい。
i
1 各系統別の要員削減数。
2 支社別の各技術センター、派出の配置数。
3 実施当初の系統別原職出向者数。
(2) 極端な右肩あがりとなっている年令構成の山がぬけた後も含め、設備部 門の将来構想についてどのように考えているのか、明らかにされたい。
(3) さらなる委託拡大や専門特化を行う必要性について、その根拠を明らか にされたい。
(4) 区の廃止に伴う緊急時の出動体制等がどのように確保されるのか明らか にされたい。
(5) 施行に関する技術力を協力会社に専門特化してしまった場合、作業の施 行管理、運転保安等に係わる確認はどのように保障されるのか。 また、施行に関する技術力の維持·継承について、どのように考えてい るのか明らかにされたい。
(6) 委託拡大に伴う触車事故等の対策について、どのように考えているのか 明らかにされたい。
(7) 線路巡回周期について、延伸しても安全性が確保される根拠を明らかに されたい。
ろう。
の力を結集して闘いに起ちあが 件緩和をかちとろう。全組合員 し、定年延長と高齢者の労働条 止しよう。「シニア協定」を打破 検修·構内の全面外注化を阻
対に許すことのできない攻撃だ。 されている。あらゆる意味で絶