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東海道線架線故障に伴う輸送混乱問題で団交
5727
2003.07.31
東海道線架線故障に伴う
輸送混乱問題で団交
一体なぜ房総半島全域まで大混乱に?
動労千葉は、6月19日の東海道線の架線事故を発端とした輸送混乱について団体交渉を行なった。当日は輸送混乱が次々に拡大し、終日、房総半島全域にわたる大混乱を招いた。今JRではこんなことが当たり前の姿になってしまっている。一体なぜこんな信じられないような事態が起きるのか。 列車を動かし整理するという根本が揺らぎ、安全が危機にたっている。 交渉のなかでも数多くの問題点が浮かびあがってきた。 ① 東海道線の列車をATOS区間である横須賀線に入れ、指令ミスを犯すという根本的な誤り。 ② 復旧見通しを誤り、復旧に大幅な時間を要していること。これは、設備部門の全面的な外注化の影響が大であることは間違いない。 ③ ATOSというシステムそのものの欠陥。 ④ いたる所で番線輻湊を発生させ、雪ダルマ式に輸送混乱を拡大させ てしまっている指令ミス。 ───等々である。革マルとの結託体制と大合理化を背景に、まともに列車を動かす能力そのものが崩壊していると言わざるを得ない。
事実経過について
組合 6月19日、東海道線/品川~川崎駅間で発生した架線垂下に伴うダイヤ混乱は、千葉支社全体にまで及んだ。なぜこのように大きな混乱に陥ったのか、事実経過を明らかにしてもらいたい。 会社11時41分、東海道線川崎駅において777Mのパンタグラフ故 障を発見。電力社員が架線を点検したところ、大森~蒲田間で架線が垂下しているのを発見した。当初は起電停止の必要はないと考え、運転再開を14時00分頃を見込んだ。しかし詳しく調べたところ、起電を停止しないと復旧工事ができないことが判明し、品川~川崎間の起電を13時20分~14時00分まで停止させ復旧工事を行った。しかしその後14時20分頃、別の箇所で揺れ止め金具不良が見つかり、同じく起電を停止し14時40分~15時00分に復旧工事を行った。15時34分に運転を再開したが、その後、品川駅において番線輻輳が発生し、品川~西大井駅間の住吉踏切で3回にわたり踏切支障放置装置が扱われ、大幅な遅延が発生した。
これは「人災」だ!
組 現場ではこれは人災だという声が多く聞かれたがどのように思っているのか。また指令を含め判断ミスはなかったか。当初から職場では、復旧や列車の整理に責任を もっているわけでもない会社幹部が「横須賀線に迂回させろ」という指示をだし、ATOS区間にM電を入れたために大混乱を招いたというウワサが流れていたが、そのような判断ミスを犯すような外からの意見はなかったか。会 基本的な部分で重大な判断ミスを起こしたとは思っていない。個々の部分でこうすれば良かったかなと思うところはある。外から意見が入るようなことはない。組 誰が東海道線から横須賀線に迂回させることを考えたのか。会 指令の中である程度の権限を持っている人だと思う、一指令員の判断ではない。組 指令が東海道線と横須賀線の列車運行システムの違いを忘れたようなことはなかったか。そうでないとATOS区間にM電を入れることは考えられない。会 その様なことはなかったと思う。ATOSは何回も輸送計画を変更するようなことにはシステム上なじまないため、輸送混乱が拡大してしまった。組 東海道線から横須賀線に迂回させた列車本数は何本あったのか。会 上り12本、下り10本。行ったのは13時00分~16時00分の間で、1時間当たり3本程度であった。組 東海道線から横須賀線に迂回させたことは今までどの位あるのか。会 数は多くないが何回かある。組 ATOSになってからもか。会 ATOSになってからはわからない。組 故障箇所の発見の方法に問題はなかったか。会 メンテナンスセンターがどこにあるかによってやり方が違うので一概にはいえない。組 東京駅で分離運転は行ったのか。会 行なっていない。列車が団子状態では得策でない。
輸送混乱時の対応
組 千葉支社の輸送混乱の原因は?会 津田沼駅、千葉駅で番線輻輳が発生し混乱に拍車がかかった。津田沼駅でも非常スイッチが扱われたという話もある。輸送混乱を全体に拡大しない方法は考えていかなければならない。組 今回のように大きな輸送混乱になると現場、特に駅・乗務員は大変である。食事時間、仮眠時間等で非常に大きな制約を受ける。以前に確認したことについて基本的 な考え(軽食の用意、タクシーの使用、仮眠時間の足りないものにはできる限りの代替を手配等)は変わっていないと思うが確認したい。会 変わりない。今回も代替えの乗務員を手配している。組 何本かは行なっていたが、軽食については用意されていなかった。お金の問題もあるように思う。誰かにお金を渡しておき、後で領収証を出させるような方法でないとだめではないか。会 混乱の時期もあるので難しい面もある。そうした手配をしなければならないという基本的立場は変 わらないので理解してほしい。
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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