東労組・革マル支配の崩壊!奴隷の末路!長野・新潟の地本大会は「反本部」の大会であった。

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東労組・革マル支配の崩壊!

職場に団結を!今こそともに闘おう

東労組の組織崩壊が始まっている。松崎支配、会社と東労組・革マルの結託体制は、明らかに崩壊過程に入っている。
東労組は第2回中央執行委員会で、次の内容を含む6項目の「決定」を行なった。

▼長野・新潟の地本大会は「反本部」の大会であった。「反本部」とは「反JR東労組」ということである。
▼両地本の専従指定を検討する

この決定のなかでは、新潟、長野だけでなく「小林克也講演」など、千葉地本も問題にされている。
二地本プラス千葉地本の一部を「反JR総連」と位置付けて、徹底的に叩き潰す。松崎に服従しなければ、専従も解除して地本としての機能は事実上解体するという決定だ。
すでに東労組本部は、地本は一切無視して機関紙などを組合員の自宅に宅急便で送りつけているという。

新潟・千葉では何が?

一方新潟地本は「非常事態委員会」などという体制をとってこれに全面対決する構えにある。また辞任した前本部副委員長・嶋田は「虚構からの決別」なるパンフを発行して、松崎に対する恨みつらみを書き連ねている。
また千葉では、「組織混乱を狙った文書をだしている」「誹謗中傷をくり返しいる」「背信行為だ」と称して、「地本青年部再建委員会」なるものを地本が一方的に設置するという事態に至っている。
ここまでくれば、組合員の再登録、中心的人物の除名等、事態は否応なく決定的な地点まで行き着くであろうと考えられる。

事の本質は何か!

だが、問題はこうした事態の本質は何なのかということだ。ことの本質は、「松崎」対「嶋田」の対立などという問題ではない。会社と手を結んでやりたい放 題のことをやってきた東労組そのものが、組織崩壊への末期症状を迎えているということだ。東労組の松崎支配、革マル支配、そして会社と東労組の結託体制 は、明らかに崩壊過程に入った。
今、東労組では、組織が崩壊するときに起きることが全て起きている。松崎と嶋田のおぞましい抗争も、これまで、組合員を犠牲にして散々うまい汁を吸い続 けてきた革マル同士が内部対立を起こしたに過ぎない。お互いに口汚く罵り合うだけで、どちらにも一片の正義もない。どちらの口からも、組合員の権利や労働 条件を守るためにこのように闘うということは、一言片句も語られない。利権を争い、どちらが会社とうまくやるのかを争っているに過ぎないことは誰の目にも 明らかである。
冗談じゃない。労働組合とは一体何のためにあるのか。今こそ団結を取り戻し、職場に本物の労働組合を甦らせなければならない。今こそ、JR総連と決別して動労千葉に結集しよう。

奴隷の末路!

会社は当面、本部派-松崎側についた形はとっているが、すでに明らかに松崎を見限っている。
動労千葉や国労を潰すために一時は革マルを徹底的に利用した政府・権力側も、革マルが頭にのって警察のデジタル無線の盗聴やJRの人事権にまで介入する 状況のなかで、明らかに革マル問題の清算に入っている。つい先日もあった大規模な家宅捜索等はその表れだ。
もはや東労組は断崖絶壁にたっている。しかし、そうなればなるほど、彼らのとる道はこれまで以上に会社の奴隷となるしかない。組合員はさらに犠牲にされるということだ。
労働組合がよってたつ基盤は、組合員の団結と信頼関係だけにある。これは、どんな困難があろうと絶対に踏み外してはいけない労働組合の基本中の基本だ。
松崎や嶋田がやったことは、会社や権力と手を結んで組合員を支配したに過ぎない。そして結局は使い捨てられようとしているのだ。労働組合は組合員のためのものだ。今こそ動労千葉に結集しよう。

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