東労組の裏切り妥結弾劾!
現場の労働者は外注化を認めていないぞ!
「機動班を残した」「技術フィールドを確保した」などとペテンで組合員を誤魔化すな!
間違っていることは「間違っている」と反対の声を上げよう!
職場から反撃すれば外注化ー出向は絶対に阻止できる!
全ての組合員のみなさん!
JRで働く仲間のみなさん!
JR東労組は、6月21日、JR東日本が提案していた「グループ会社と一体となった業務体制のさらなる構築」=検修・構内業務全面外注化提案について、全面丸呑みして「妥結」するという大裏切りを行ってきた。腹の底からの怒りで徹底的に弾劾する。
全面外注化「10月1日実施」絶対阻止!強制出向粉砕へ徹底的に闘いぬこう!
外注化に伴う職場での矛盾、偽装請負、出向にあたっての問題点等々、矛盾は満ちあふれている。切羽詰まっているのはJR東日本と東労組だ。徹底的に追及し、全面外注化ー強制出向の「10月1日実施」を阻止しよう!
東日本ー将来にわたって委託しないということではない
JR東労組は、6月21日の妥結にあたって、「修正提案を勝ち取り、安全・技術継承が出来る体制を確立」「機動班業務は委託しない」「技術フィールドを確保した」などとして、今回の修正提案「成果」だと言っている。
しかし、これは全くのペテンであり、職場の怒りを誤魔化そうとする大陰謀だ。
今回の修正提案においてJR東日本は、動労総連合に対して、「機動班業務はJRに残す。しかし、将来にわたって委託しないということではない」と明言したのだ。これは、今回の「10月1日」時点では委託しないが、今後は委託するということに他ならない。
09年10月に今回の洗面外注化提案が出た直後、職場では「新系列車両も5年後には委託される」との話が出ていたのを覚えていると思うが、今回の「機動班を残す」ということは、一時的なもので、今後一定の期間を経て、新系列車両の検査も含めて委託することを、東労組とJR東日本はあらかじめ確認しているということだ。
戻る場所は元職場?外注化で戻る場所がないじゃないか!
さらに、出向についても、「出向期間は原則3年」「復帰は元職場が基本」「出向期間短縮もある」など言っている。
しかし、この間の団交でハッキリしていることは、確かに出向期間は「原則3年」になっているが、そもそも戻る場所が外注化されてなくなってしまうため、会社は、「出向の延長もある」との回答を行っているのだ。すでに施設関係では全面外注化されているが、「出向の延長」が繰り返されているのが現実だ。
また、復帰についても会社は、「技官や工場がある」と回答しているのはすでにこの間何度も報告しているとおりだ。「技官」に戻るしてもほんの数人、「工場」などとても通えるはずがない。そもそも戻るべき「元職場」がないということだ。派出などを考えた場合、元々の職場が派出であるため、戻る場所が実際にないということだ。こうしたことなどをよくよく考えてみると、結局、今回の全面外注化ー強制出向は、戻る場所のない「行きっぱなし」の出向だということだ。
戻る場所がない強制出向は、違法出向だ!
しかし、出向の場合、出向期間終了後の復帰についても労働者に不利益にならないことが条件になっている。今回の全面外注化による強制出向は、戻る場所もない出向であり、明らかに違法出向だ。
偽装請負でしか業務委託が成り立たないこと、出向が違法である以上、今回の全面業務委託は絶対に阻止することができる。
こうしたことも組合員に説明せず、裏切り「妥結」し、全面外注化の丸呑みと労働者を出向に駆り出す東労組を絶対に許さない!東労組と決別し、動労千葉に結集してともに闘おう!
外注化ー強制出向粉砕へ、動労千葉でともに闘おう!
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