スト破り拒否し動労千葉で共に闘おう
本日、われわれは3月ダイ改を期して、内房線・久留里線の切り捨て阻止、第2の分割・民営化粉砕に向けたストライキに立ち上がる。
線路と地域を切り捨てるな!
JR東日本は本日のダイ改で、「系統分離」と称して、ローカル線切り捨てに本格的に踏み出した。
内房線では、一昨年のダイ改で館山駅発着の特急列車を廃止したことに続き、日中帯の館山駅~千葉駅間の普通列車をすべて木更津駅での折り返し運転にし、特急列車削減に伴って新設された特別快速も廃止した。
君津以南は、「別系統」として第3セクター化や廃線を狙っているのだ。
久留里線の上総亀山~久留里駅間では、昼間は5時間半以上も列車が来ないように削減された上に、上総亀山駅からの5時07分発始発列車と22時59分着最終列車まで廃止だ。
これは単にJRの問題ではない。国家政策として「利益を生まない」地域を淘汰し切り捨てようとする攻撃だ。
生理現象でハンドル奪うな!
その一方で、ダイ改のたびに乗務員への労働強化が限界を超えて行われ、徹底した締め付けが強化されている。
会社は、乗客が乗務員を撮影してインターネットに流すことを、職場支配に利用している。乗務員は一挙手一投足を監視され、些細な事で乗務停止や配転、強制出向、処分・解雇。職場は本当に息もできないような状態だ。このままでは、必ず「第2の尼崎事故」が引き起こされる。
また、昨年トイレ問題を理由に組合員が減給処分にされ、CTSへの強制出向を命じられてハンドルまで奪われた。生理現象を理由に運転士の人生まで奪っていいのか!
そもそも、会社が長大行路を強制し、乗務員用トイレ設置の要求も無視し続けたことが根本原因だ。こんな事を二度と繰り返させてはならない。われわれは、仲間への不当処分も乗務員への徹底した締め付け、事故の責任転嫁も絶対に許さない。3・4ストを貫徹し、最後まで闘い抜こう。
終わりを迎えた東労組支配
この締め付けは、これから乗務員まで含めた分社化・転籍強制に向け、職場を黙らせようという攻撃だ。
すでに駅の全面外注化が進められ、外注会社への転籍も始まろうとしている。一旦始まれば、選択肢のない形で転籍が次々に強制されていく。会社はその外堀を埋めてきているのだ。
会社は労務政策を転換し東労組・革マル切り捨てを本格的に開始し、水戸支社では集団的脱退が始まっている。
そして、東労組幹部は自らの保身のために、職場の怒りと無関係に、問題の本質には絶対ふれない形で方針を乱発している。「東労組を無視さえしなければ全部協力する」と会社に泣きついているのだ。東労組の支配は完全に終わりを迎えようとしている。スト破りを拒否しよう。今こそ動労千葉に結集し、ともに闘おう。