本日、スト突入! 定期昇給解体-賃金制度破壊を許さず、大幅賃上げ獲得へ、05春闘ストを貫徹しよう!

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動労千葉のストライキを報じる『千葉日報』

本日、動労千葉は、05春闘勝利!大幅賃上げ獲得、反合ー運転保安確立、強制配転粉砕、定年延長実現、1047名の解雇撤回、JR総連解体ー組織強化・拡大を掲げて、本線運転士、検修等の地上勤務者、営業関係の全組合員が一丸となってストライキに突入した。
全組合員の力でストライキを貫徹し、大幅賃上げ獲得に向けて闘いぬこう!
05春闘ストライキは、歴史の分岐点をなす闘いとして、極めて重要な闘いになっている。
日本経団連会長・奥田を先頭にして日本の支配階級は、「定期昇給廃止」声高に叫びながら労働者への攻撃を強めている。この春闘過程ですでに定期昇給の廃止を提案し、組合側も唯々諾々と認めるという状況が発生している。
こうした事態は、昨年までのベアゼロ攻撃から、本格的な定期昇給廃止、賃金制度破壊に、資本の側が打って出てきたことを意味している。
こうした攻撃に対して労働組合が反対の声を挙げ、ストライキに起ち上がって反撃することが今本当に求められているのだ。
こうした攻撃は、JRの中でもすでに始まっている。

JR西日本-若手はほとんど昇給せず

JR西日本で現在導入されている「新昇進・賃金制度」では、資格給が9ランクに分類され、しかも各ランクの中でもS、A、B、C、D成績に合わせて5段階に分けられ、細分化されている状況だ。
しかしJR西日本は、昨年12月には、新たな「新昇進・賃金制度」導入に向けた提案を行っている。
その内容は、試験による進級重視し、その上で一定の年数(6年)以内に合格しなければほとんど昇給しないというとんでもない代物だ。
18歳での採用給を141770円とした場合、表1の基準で昇給した場合、6年目までで168670円となるものの、その後は一切昇給しないというもの だ。しかも昇進・昇給には会社側の査定が加えられ、評価がよければ一定昇給が増えるものの、悪ければ逆に賃下げになる制度でもある。

労働者として胸を張ってともに闘おう

こうした制度が導入される背景にあるものは、労働組合が一切の闘いを放棄しているからに他ならない。JR連合はもちろん、「1047名はイラクに行け」などという国労西日本本部の姿勢では、足元を見られて一気呵成に攻撃がかけられてしまう。
JR東日本においてこうした攻撃を阻止するためには、JR東労組を解体する以外にない。労働組合が現場の労働者を信頼し、断固とした闘う方針を掲げて頑張りきれば絶対に導入することはできない。
現在JR東日本も、新しい賃金制度を検討していることは公言してはばからない状況だ。昨年度最大の利益を上げながらベアゼロを強行した背景も、資本の側 の意思を反映したものだ。日本経団連の姿勢やJR西日本の状況を見れば、導入するスキを狙っていることは間違いない。
これを阻止するちからは、われわれ労働者が持っているのだ。
05春闘をともに闘おう!スト破りを拒否し、ともにスクラムを組み、胸を張って闘おう!
05春闘スト貫徹!

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